『国宝』©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会 吉沢亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶらが出演する映画『国宝』が現在公開中。この度、中村鴈治郎×中村壱太郎×李相日監督による“副音声ガイド上映”の実施が決定した。
本作は、「パレード」「パークライフ」「悪人」などで知られる吉田修一の最高傑作との呼び声高い「国宝」の映画化。歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる喜久雄の50年を描いた壮大な一代記が、壮絶で胸が熱くなると観る者を圧倒し、役者陣が吹き替えなしで挑んだ歌舞伎シーンも話題。
邦画実写としては、22年ぶりの100億円を突破し、歴代の興行収入ランキング(※興行通信社調べ)では、邦画実写において、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(173.5億円)に次ぐ第2位を記録、「第98回米国アカデミー賞」国際長編映画賞日本代表に決定するなど、社会現象となっている。
また、11月10日までの公開158日間で、観客動員数1,207万5,396人、興行収入170億4,016万5,400円を突破した。
今回実施が決定した副音声ガイド上映には、歌舞伎指導を務めた中村鴈治郎、振付の中村壱太郎(映画では吾妻徳陽としてクレジット)、李相日監督が参加し、「曽根崎心中」にまつわる秘話など、劇中の歌舞伎の演目の背景や役柄を徹底解説。
歌舞伎役者の視点で語られる、舞台裏や楽屋の様子、小道具のこだわり、実際の踊りの稽古についてから、「代役」を演じる際の心境、「口上」のリアリティ、扇子に込められた意味など、作品の理解がより深まる裏話が盛りだくさん。さらに、撮影現場の裏話や、本編を観ながらこその美術、衣装、舞台、音楽など、多岐にわたるこだわりが明らかに。
なお、初の入場者プレゼントの配布も決定。「感謝」の気持ちを込めて作られた特製ポチ袋に入ったスマホサイズのステッカーとなっており、喜久雄のビジュアル、喜久雄と俊介の女形が描かれたポスタービジュアル2種類を、11月15日(土)より全国の映画館にてランダム配布する。
<『国宝』副音声ガイド上映 実施概要>
実施期間:11月15日(土)〜各劇場上映終了まで
実施場所:『国宝』を上映する全国の映画館・全上映回
<副音声上映鑑賞手順>
映画館へ行く前に準備
・スマートフォンアプリ「HELLO! MOVIE」を事前にダウンロード
・アプリを起動し、音声ガイドより本作の副音声データをダウンロード
映画館内で上映直前にアプリを起動、必ずイヤホンで副音声をお聴きください。
『国宝』は全国東宝系にて公開中。
(シネマカフェ編集部)