ちゃんみな「欠落している部分を愛して、花が咲くと信じて」ACC贈賞式に黒ドレスでメッセージ

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2025年11月13日 17:21  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」贈賞式の写真撮影でおどける、ちゃんみな(左)とSKY−HI(撮影・垰建太)

ラッパーでシンガー・ソングライターのちゃんみな(27)が13日、都内で「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」贈賞式に出席した。


テレビ、ラジオCMの質向上を目的に、61年から開催されてきた広告賞「ACC CM FESTIVAL」を前身とし、17年にあらゆるクリエーティブを対象に枠を拡大した賞。SKY−HI(38)率いる「BMSG」がちゃんみなをプロデューサーに迎えて開催したガールズグループオーディション「No No Girls」が、2部門で最高賞の「総務大臣賞/ACCグランプリ」を受賞した。


「No No Girls」は応募条件を一切、設けないオーディション。候補者たちがNoをYesに変えていく姿や本気の挑戦が話題を呼び、25年4月には7人組ガールズグループ「HANA」が誕生した。


ちゃんみなはSKY−HIとともに、PR部門、ブランデッド・コミュニケーション部門Bカテゴリー(ソーシャル・インフルーエンス)の贈賞に黒いドレス姿で登場した。「このような名誉ある賞をいただき、光栄に思います。芸歴9年目になるんですけども、初めてこういった賞をいただくことができました。これも小娘だった私に、全てを任せてくれたSKY−HIのおかげだと思っております。ありがとう」と感謝した。


同プロジェクトについて「私が過去にあった一種のトラウマみたいなものを消化するために、というか、そういうものをポジティブにするために始めたものでした」と説明。「人間はどこか欠落している部分があると、私は思っております。その欠落している部分が美しいと、心から思っております。『No No Girls』がこんなふうに皆さまのもとに届いたのも、彼女たちが本気で、怠らずに、自分を嫌わずに進んできた結果だと思っております」。


オーディション期間中は自身も「人生で一番、本気だったんじゃないかという日々を過ごした」という。「その結果、すてきな花が咲き、これからも咲き続けると思います。皆さまもぜひ欠落している部分を愛し、これからもどうか、その欠落している部分に花が咲くと信じていていただきたいなと思います」と呼びかけた。

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