【ロッテ】“2度目の地獄キャンプ”に挑む池田来翔「あの経験があるから耐えられている」

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2025年11月14日 04:56  日刊スポーツ

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走塁練習をおこなう池田(撮影・星夏穂)

ロッテの池田来翔内野手(25)が、“2度目の地獄キャンプ”に挑んでいる。サブロー監督(49)が「昭和のキャンプ」をテーマに掲げて行われている宮崎・都城での秋季キャンプは初日から「きつい」の声が飛び交うハードなメニューとなっている。


第1クール終了時に「もうきついです」と苦笑いを見せた池田だが、実はこの“地獄”は春にも経験済みだ。今年から2月の春季キャンプは石垣島組と都城組に分かれて行われ、池田は同い年の安田尚憲内野手(26)とともに、ベテランが多い都城組に配属された。サブロー監督(当時2軍監督)と福浦2軍監督(当時1軍・2軍統括打撃コーディネーター)から、約6時間に及ぶ打ち込みを課されるなど、徹底的に鍛え上げられた。「サブローさんとマンツーマンでやったので、あれを越えるものはないんじゃないですかね」と振り返る。「あの経験があるから、今も耐えられています」と語った。


チームメートたちの奮闘も刺激になっているという。「富山と松石が頑張って声を出してくれている。みんなが声を出し合ってて雰囲気が良いと思う」と笑顔を見せた。池田自身も韓国から来ているロッテ・ジャイアンツの選手と積極的に交流したり、「昭和のキャンプ」をテーマに掲げるため昭和の曲をチョイスして練習中に流すなど盛り上げ役としても士気を高める。


打撃面での課題については、「課題はたくさんあります。バッティングでは長打力をつけて、ツーベースや右中間、左中間に良い打球を打てるようにしたい」と語った。さらに、「来季はフルで1軍にいて、今年以上に試合にでないといけない、まずはそこを目標にやっていきたい」。地獄を乗り越えた先に活躍が待っている。【星夏穂】

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