
西武は13日、FA宣言した日本ハム石井一成内野手(31)へのアタックを開始した。12日に8人のFA宣言選手が公示され、この日が他球団との交渉解禁初日。この先も石井への積極的に交渉を進める構えで、3年ベースの複数年契約を提示し、宣言残留を認める日本ハムに負けじとアピールする。
今井、高橋の両主力右腕がメジャー挑戦で流出する可能性が高い。それでも投手補強よりまず野手の石井にアタックするのは、投打のバランス調整が1つの目的になる。広池球団本部長も「失点を少なくするやり方も、得点を増やすやり方もある」とオフの補強への見通しを口にする。石井のオールラウンダーの個性も西武が評価ポイントだ。今季は左翼手想定だったネビンが、一塁手として攻守に大活躍。石井を獲得できれば、その後のさらなる補強や編成の幅も広がる。8年間もFA獲得がない西武が変わろうとしている。
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