ママスタ子どもが小学生になると、できることや活動範囲がどんどん増えてきますよね。特に子どもが1人で留守番できるのか、学校やお友達の家に1人で行って1人で帰ってこられるのかという問題はママたちの多くを悩ませます。先日ママスタコミュニティにもこんな投稿がありました。
『学校から帰ってきて自分で鍵を開けて家に入れるのは、何年生くらいからさせてますか? 2年生では早いかな? 今仕事を探していて、子どもが帰宅するより30分から1時間くらい私が帰るのが遅くなる。それが週2くらい。子どもは学童に入りたがらなくて……。 女の子だと危ないよね』
小学校2年生の娘さんがいる投稿者さん。娘さんが学校から帰ってきて、1人で家の鍵を開けて待っていることができるのなら、仕事に就けると考えています。しかし娘さんは小学校2年生。まだまだ小さいと思える女の子にそれをさせてもいいものかと悩み、ママたちに意見を求めていました。他のママたちは、どう考えるのでしょうか。実体験も意見として寄せられています。
小学2〜3年生なら大丈夫かも。でも鍵の閉め忘れの可能性も
『上の子は小3、下の子は小2から。うちは学校併設の学童が小規模で小2の終わりで終了。周囲でも2、3年生から鍵を持つ子がたくさんいた』
『小3でやらせたことあるけど鍵のかけ忘れがしょっちゅうあって、仕事を変えた。ちゃんとできるようになったのは小6くらいかな』
『高学年。ただし遊びに出るときに閉め忘れが多々あった』
学校から帰ってきたら自分で鍵を開けて家に入って親を待つ。先輩ママたちは、この一連の流れを子どもが何年生になってからさせてきたのでしょうか。コメントを見てみると、小学校2年生や3年生からという人も少なくありませんでした。1年生の間は学童で過ごし、2年生以降は学童をやめるというケースもあるようです。一方で「鍵をよくかけ忘れてた」という体験談も散見されています。家の鍵を持たせ、自分で鍵を開けて親の帰宅を待つことはしてきたものの、ママたちが想定しているような理想の形にはならないことも。子どもの性格によっても異なるでしょうが、「6年生くらいからちゃんとできるようになった」という意見もありました。
小学生で家の鍵は持ち歩かせない。その理由は?
『鍵の持ち歩きはさせない』
『高校生から。過保護で結構! 本当は何歳になっても怖いよ。数年前、家にいたおかげで下校途中のよその子の見守りができたこともある。玄関のチャイムが鳴ってモニターを見たら知らない1年生が2人がいて、「トイレを貸して下さい」と言うから入れてあげたら「怖い人がいた。トイレは嘘」と。防犯ブザーもランドセルをおろさないと手が届かなくて、鳴らせなかったって』
『後をつけられて家に押し入られる事案もある』
「小学生で自宅の鍵を持ち歩かせるなんて絶対にさせない」、「高校生から」というママも一定数いました。鍵を持たせると、通学途中や学校、遊びに行った先で紛失してしまうリスクがありますよね。それだけでなく、不審者が子どもを尾行していて、1人で鍵を開けて家に入るのを確認した後で、すっと家に入ってくる可能性もゼロではありません。もちろん普段から防犯ブザーの使い方を教えているものの、危険な場面に直面したときに、小学生の子どもが対処できるかと言われると、親としては不安になってしまうでしょう。
鍵を持たせるかどうかは、家と学校の距離、住まいのオートロックの有無、住居や鍵の種類などさまざまな状況を考慮して判断しないといけません。
鍵を持たせる、持たせない。それぞれの対処法は?
思い切って鍵を持たせる場合
『自分の子どもができるかは母親が1番わかるんじゃない? 環境もそれぞれだし。子どもと話してみたら。それか練習させてしばらく様子を見て考えたら?』
『3年生からしてる。防犯カメラ玄関外と中に付けて、時間が経つとオートロック、指紋認証で開けられる鍵にしてる』
小学2年生で鍵を持たせようと思うと、親としてもそれなりの覚悟や対策が必要になりそうです。もちろん子どもの性格にもよりますが、まずは、いきなり鍵を持たせて誰もいない家に帰宅させるのではなく、投稿者さんが家にいる状態で練習をするのもよさそうですね。そこで子どもができなかったことを修正するような形にすれば、鍵のかけ忘れなどのミスを防げるようになるかもしれません。
また、どうしても心配であればオートロックの鍵にするか、鍵を持たせるのが不安な場合は指紋認証などの生体認証を導入することで、安全性を高める方法もあります。鍵をかえることにコストはかかりますが、子どもの安全を守る費用として考えてみてはいかがでしょう。
鍵を持たせるのが怖いと思ったら。投稿者さんができること
『2年の子どもに鍵を持たせて留守番させるのは危険では? 学童に入れるか祖父祖母などにヘルプを求めるかの選択肢しかないと思う』
『何年生になったとしても心配だから、在宅の仕事を選ぶ』
子どもに鍵を持たせるのは怖いと思うならば、子どもの帰宅に間に合うような近場の職場を選んだり、自宅で仕事ができる在宅ワークを探したりもできそうです。他にも、可能ならば祖父母に家にいてもらうなど、帰宅したときに子どもが1人にならない方法を探るのもよさそうです。学童に関しては子どもが抵抗を感じているようですが、事情を話して納得してもらった上で利用することも視野に入れられそうです。
鍵を持つことは子どもにとっても不安に感じることでしょうが、家庭の事情もあるはず。また今回の投稿では選択肢がいくつもあることがわかりました。子どもの性格や安全面などを考えつつ、しっかりとした話し合いをした上で決めていけるとよさそうですね。
文・AKI 編集・こもも イラスト・Ponko
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