【阪神】ドラ4早瀬朔「やかぜの精神」で成り上がる“や”れば“か”ならず“ぜ”ったいできる

1

2025年11月18日 04:55  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

仮契約を終えた阪神ドラフト4位の神村学園・早瀬(撮影・佐藤究)

阪神ドラフト4位の神村学園・早瀬朔投手(18)が「やかぜの精神」で成り上がる。17日、鹿児島市内のホテルで契約金4000万円、年俸480万円で仮契約。「本気でプロに行くと決めたので。最終的には日本を代表するピッチャーになりたい」と意気込んだ。


校訓「や・か・ぜ」が背中を後押しする。意味は「<1>“や”ればできる。<2>“か”ならずできる。<3>“ぜ”ったいにできる」の頭文字を取ったシンプルなもの。「やっぱり、やってみないと分からないこともありますし、やればできるので。この3年間でできたこともすごくあったので」。入学時の最速は130キロ台だったが、現在は151キロ。今秋は高校日本代表にも招集された。「逃げずに、ずっと継続していったら実力もついてきた」と胸を張る。3つの「できる」を信じ続け、厳しいプロの世界でも大成する意気込みだ。


「やかぜ」は同校野球部の応援ソングにもなった。人気3人組音楽グループの「ベリーグッドマン」が22年、学校のために作詞作曲したという。「試合に行く時のバスとかで聞いていた。ベリーグッドマンさんは、すごく気合が入る曲が多いです」とお気に入りのアーティストだ。阪神では湯浅ら複数の選手がベリーグッドマンが手がけた登場曲を使用している。「マウンドに上がる時に気合が入って投げられるような曲がいいかな」。夢は膨らむ。


「1日でも早く1軍のマウンドで投げられるように」。しっかり足元を見つめ、「やかぜ」でキャリアを積み上げる。【佐藤究】


◆早瀬朔(はやせ・さく)2007年(平19)8月30日生まれ。兵庫県丹波市出身。東小2年から西脇ワイルドキッズで野球を始め、氷上中では神戸中央シニアに所属。神村学園では2年春、同夏、3年夏に甲子園出場。今秋は高校日本代表入りし、U18W杯で準優勝に貢献。目標とする選手は阪神才木浩人。右投げ左打ち。身長185センチ、79キロ。50メートル走6秒8、遠投110メートル。好きな食べ物はラーメン。

このニュースに関するつぶやき

  • 稽古は嘘をつかない��←大相撲では昔から言われていた事��稽古(練習)を一所懸命やっていれば強くなって出世する(番付が上がる)ǭ野球はそういうのが無いの?🦊そんな事ありませんよ����
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定