2027年春の朝ドラは『巡(まわ)るスワン』 主演・森田望智 脚本・バカリズム 女性警察官が贈るヒューマンコメディ

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2025年11月21日 15:10  クランクイン!

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森田望智、NHK連続テレビ小説『巡るスワン』会見に登場  クランクイン!
 女優の森田望智が、2027年度前期放送開始の連続テレビ小説『巡(まわ)るスワン』(NHK総合)で主演を務めることが決定。21日に都内で制作・主演発表会見が開催され、森田が意気込みを語った。

【写真】森田望智&バカリズム、会見で眩しい笑顔(9枚)

 第116作目の連続テレビ小説となる『巡るスワン』は、刑事に憧れ警察官になった女性警察官が、「事件が起こらないこと」が使命とされる生活安全課に配属され、「あれ、思っていたのとなんか違う」と地味な仕事に不満を感じながらも、“何も起こらない日常を守る”という道を見つけるヒューマンコメディー。長野県諏訪市など諏訪湖周辺をイメージした架空の町・長野県佐和市が舞台となる。会見には森田のほか、脚本のバカリズム、制作統括の桑野智宏氏が登壇した。

 バカリズムは「生活安全課という部署は、今までほとんど、聞いたところによるとドラマの題材になったことがないらしくて。なぜなったことないのかと聞くと、警察署の中で唯一、事件を未然に防ぐ部署なので、ドラマになるような事件が起こりづらい。というか、(事件が)起こらないことが成果なので、だからなかなかドラマにされたことがないということで、僕はそこに非常に魅力を感じました」と告白。続けて「正直、まだ書き始めていないのでどうなるかわからないんですけれども、とりあえず締め切り厳守で頑張っていきたいと思います」と宣言した。

 主人公となる長野県警佐和警察署の生活安全課に勤める巡査長を演じる森田は、自身が主演を務めることが決まった時の心境を聞かれ、「本当にびっくりびっくりびっくりびっくりな気持ちで、最初、本当に驚いた」と吐露。

 さらに「自分で言うのもなんですけど、そこまで特別キラキラしているわけでもなく、可愛いとかいうわけでもなく、才能に秀でてるものもなく、と思っている」と自己評価しつつ、「当たり前の日常を毎日それとなく頑張っていて、それとなくお友達とご飯をして楽しんだりだとか、すごく共感性のある主人公だなと。『これだったら私にものすごく近いかもしれないな』と思いましたし、それを観てくださる方にも、きっとテレビ越しに喋りかけられるような距離感で、そういうヒロインだったらキラキラしていなくてもできるんじゃないかなと思った」と語った。

 自身を「キラキラしていない」と言い続ける森田に、バカリズムは思わず笑いながらも「本人は謙遜されていますけど、やっぱり圧倒的に才能があると思う」と断言。そして「いろんな作品で、その作品ごとに本当に別人かのように演じ分けをされる方ですし、僕はご一緒したことはないですけども、きっと素晴らしい作品にしてくださるという風に思いました。あと、キラキラもしてるし(笑)」と続け、「なんとなく自分の作風と相性が良いんじゃないかなと勝手に思ったというところもあります」とキャスティングに至った理由を明かした。

 連続テレビ小説『巡るスワン』は、NHK総合ほかにて2027年春より放送。
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