郷ひろみ、アニサキスで激痛「あっ、痛くてぇ〜」とヒット曲「言えないよ」歌ったプロ根性の漫談

歌手郷ひろみ（70）が24日、フジテレビ系「ぽかぽか」（月〜金曜午前11時50分）にゲストとして生出演。コンサートでアニサキスによる腹痛に襲われたことについて漫談風のエピソードで披露した。

番組企画「郷ひろみ都市伝説！ホントなのはどれ？」が行われて、7つのエピソードから5つの事実を探し出すルール。横澤夏子が「みんなの目撃談のあるものにいってみたくて」とつぶやきながら「アニサキスで激痛の中、コンサート」を選ぶと、郷は「ホント」の札をあげて正解だった。

MCハライチ澤部佑から「これ、やらたんですね、激痛の中」と尋ねられて、「やったんですよね、それで、（コンサート会場が）暗くなってから舞台監督が『もう、やめましょう』って、言ってきて、それぐらいとにかくもう、痛いんですよ。チョー痛いんですよ。で、アニサキスがいる、っていうのは分かったんですけど、でもコンサートは続ける、っていう何か分からないけど、自分の中でそういうのがあったんでしょうね」と当時を振り返った。

そして「見ている人にはまったく分からないんですけど、でも、痛いんですよ」と話して、突然1994年のヒット曲「言えないよ」の中盤のフレーズで「あいーたぁ〜い」と歌い出した。真偽のほどは定かではないが、客席から「ひろみ、切実ねぇ〜」とそんな声が聞こえたと話した。

郷はあらためて「でも本当は『会いたい』じゃなくて『あー、痛い』なんですよ」と話をお笑いタレントの話すネタのように見事にオチをつけた。澤部は「アニサキス漫談」とツッコミをいれて、スタジオは笑いに包まれた。

MC神田愛花から「そういうのって『本当にアニサキスいるからちょっとゴメンね』って言ってやるっていう手もあるじゃないですか、それは一切しないですか」と聞かれて、郷は「性格的になんですけど、（お客さんに）マイナスの要素は与えたくないっていうのは、何かあるんですよね」とプロ根性を語った。