国分太一、日テレ聴取時「わいせつ事案」自ら語った報道の質問には無回答「答え合わせできてない」

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2025年11月26日 14:57  日刊スポーツ

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目を赤らめ、涙する国分太一

元TOKIOの国分太一(51)が26日、都内で会見を行った。今年6月に日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」から「コンプライアンス(法令順守)上の問題行為」を理由に降板させられた件などについて、謝罪や当時の心境などについて語った。


質疑応答では「週刊文春」が、国分が日テレの聴取で自身の行った「わいせつ事案」について語った内容などが報じられている件も聞かれた。代理人の菰田優弁護士は「コンプライアンス事案の内容に関わる問題で、日テレからも制限されているので今の段階では説明を控えさせていただきます。申し訳ありません」と語った。


国分は降板決定時の6月に受けた日テレからの聴取について、スマートフォンで録音を開始したものの、個人情報保護などの観点から先方に止められ、メモに切り替えたことなどを明かし「緊張や不安で手が震えて何も書けなかった。頭が真っ白になってしまい、番組はどうなるのだろうという気持ちになり、その場で本当に申し訳ございませんでしたと言うのが精いっぱいでした」と振り返った。


また、降板を決定するに至った国分の具体的な事案内容については「答え合わせができていない」と表現。現在も処分に該当する具体的な事実が何かを知らされていないとした。


国分は黒いスーツ、ネクタイ姿で現れ、冒頭は立ち上がって頭を深々と下げ、3分間、謝罪の念を述べた。「私が自らとった行動により傷つけてしまった当事者の方に、遅くなりましたが、また、直接ではなくこのような形になり大変恐縮ではありますが、心からおわびの気持ちをお伝えさせてください。本当に申し訳ありませんでした」と再び頭を下げた。


日本テレビやスポンサーらへの謝罪も述べ、ファンへむけては「自分の口で説明することに時間がかかってしまい、ご心配おかけし本当に申し訳ありませんでした」。同件によってTOKIOが解散に至ったことなどに触れた際は涙をみせる場面もあり「気づいたことは私の人生のほとんどはTOKIOでした。今も支えてくれる城島(茂)や松岡(昌宏)の2人には感謝しかありません。彼らを誇りに思っています。グループとしての形はなくなっても思いはつながっていることに気づきました。30年にわたって出演した『鉄腕!DASH!!』も人生の大事な一部です」と語った。


国分は10月23日、「コンプライアンス(法令順守)上の問題行為」を理由に、出演番組から降板させた日本テレビの対応に瑕疵(かし)があったとして日弁連に人権救済を申し立てた。同日、代理人の菰田優弁護士は今後、国分が自らの口で一連の騒動について説明する可能性について示唆していた。

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