元アイドル27歳人気女優が「パニック障害」公表「ほんっっとに苦しい毎日」「友達も減りました」

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2025年11月26日 16:04  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

田村芽実のインスタグラムから

アイドルグループ「アンジュルム」の元メンバーで女優の田村芽実(27)が26日、インスタグラムを更新。「パニック障害」と診断されたことを公表し、3年以上におよぶ闘病生活を振り返った。


田村は23年2月の投稿で精神面の不調を告白し、多くのファンから心配の声が寄せられていた。今回の投稿では「今は元気」とした上で、「どうしたらいいのかわからない状態に陥ったところから、どうやってやり過ごしてきたのかを書きたいと思うのと、おんなじ悩みを抱えた方に勇気をもらった私なので、私もすこしでも力になれたら」との思いから、あらためて闘病について切り出した。


「3年前のある日、突然、起きているのに夢を見てるかのような、自分が自分から離れてくような感覚になりました。そして、足のつかない深い海で溺れているかのように息が苦しくなり、このままでは死んでしまうともがき苦しみました」と発症した当時を回想。症状について「感覚としては、潮の引いた海の上を歩いてるような感じ。いつ潮が満ちるかわからない。しかも、予期せず突然に。何が引き金になるかわからない。潮が満ちればただ溺れるしかない。この怖さって、きっと、なった人にしかわからない。とにかく息ができなくて苦しくて、このまま死にそう、って何度も思うんです。潮が引いていても、いつ満ちるかわからないから常に手汗と動悸は止まらない。こんな毎日が一ヶ月続きました」と説明した。


受診した病院で「パニック障害」と診断され、「『ですよねぇー!』という感じで、自分のこれは、私自身ではなく、症状によるものだ。と言ってもらえたことで、まず救われました」と当時の率直な思いを記述。その後、自身はエレベーターや電車など閉鎖された空間に立ち入ることで発作が特に起きやすいことからそうした場所を避けて生活するようになり「もう、ほんっっとに苦しい毎日。当たり前のことが当たり前に出来ないから、友達も減りました。だって会う約束したって、その約束の時間に約束の場所に辿り着ける自信ないから、会えないし。タクシーばかり使ってしまうので、お金もどんどん減ってしまって、そのために働くみたいな感じ。自然と私は外出をすることを諦めていきました」と苦労をつづった。

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