国分太一、解散TOKIOに触れ涙「5人だからこそ見えた景色がありました」

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2025年11月27日 04:56  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

会見を行った国分太一と代理人弁護士

元TOKIOの国分太一(51)が26日、都内で会見を行い、コンプライアンス上の問題行為発覚で6月に日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板となった件などについて謝罪した。発覚以来、公の場は初。解散となったTOKIOなどについて触れた際は涙ぐむ場面もあった。


国分は黒いスーツにメガネ姿、ほおが少しこけたやつれた様子で会見場に現れた。「傷つけてしまった当事者の方に、直接ではなくこのような形になり大変恐縮ではありますが、心からおわびの気持ちをお伝えさせてください」と深く頭を下げた。日テレやファンらへむけた謝罪の言葉も口にした。騒動後は出演中の番組も降板や終了するなどし、活動休止に。「申し訳なさ、自分自身に情けなく悔しい思いで過ごしていた」。原因については「置かれた状況や立場への自覚が足りなかったこと」などを挙げ「妻と子どもにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。家族の日常を奪ってしまいました」と神妙な面持ちで吐露した。


TOKIOのメンバーだった城島茂と松岡昌宏からは献身的なサポートを受けていたという。会見へ向けても『今の思いをしっかりと伝えてきてください』と言葉をかけられたとし「気づいたことは私の人生のほとんどはTOKIOでした。2人には感謝しかありません」。元メンバーの長瀬智也さんや山口達也さんへの思いも語り「5人だからこそ見えた景色がありました。2人は今、形を変えて活動を続けています。それでもTOKIOはTOKIOだと僕は思っていますし、そこに泥をぬってしまった。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。(長瀬、山口の)2人とのやりとりは私の口からは控えさせていただきます」とした。


10月23日には番組降板をめぐる日テレの対応に瑕疵(かし)があったとして日弁連に人権救済も申し立てた。国分は日テレと「対立するつもりはない」としつつ、降板決定に至った具体的な事案内容について「答え合わせができていない」と表現。日テレ側は会見後に出したコメントで被害者への二次加害が生じることを懸念し「その観点から『答え合わせ』は難しい」と指摘。国分側が求める面会などの門戸は閉ざしていないとし、同局の福田社長も「時期がきたら話を伺いたいし、自分の気持ちをお話しできればと思っている」と話しているとした。


【松尾幸之介】

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