HKT48の15歳龍頭綺音に注目 加入即選抜&事務所移籍の新星 目標は「橋本環奈さん」

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2025年11月27日 05:01  日刊スポーツ

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正規メンバーに昇格し人気急上昇中のHKT48龍頭綺音(撮影・中島郁夫)

博多を拠点に活動中のHKT48の期待の新星、龍頭綺音(りゅうとう・あやね、15)が勢いに乗っている。24年5月に7期生としてお披露目されると、研究生ながら加入4カ月で選抜メンバー入り。今年8月には同期から3名のみが選ばれた正規メンバー昇格もつかみ、ライブではセンターでのパフォーマンスも経験した。昨年末から同期の江浦優香(14)と共にベッキーら所属の芸能事務所GATEへ加入するなど活躍の場を広げる15歳がこのほど取材に応じ、今後の活動への思いを語った。


ほんわかとした印象の見た目とは違い、活動への意思は強く、鋭い。龍頭は直近の目標に表題曲センターを掲げ「正規メンバーになると、ヘアアレンジやメークの仕方も変わって視野が広がりました。いろんな事できるようになったので、もっとHKT48のことを広めていけるように頑張っていかないとなと思いました」と気持ちを引き締めた。


幼い頃からダンスに励んでおり「ステージでは一番輝いている自信があります!ぜひ生のステージを見て頂きたいです」と力を込める。GATE所属後は毎月東京に通って演技レッスンにも励んでおり、同事務所の先輩らの撮影現場見学なども経験している。「もともとは女優さんになることが目標でした。同じ福岡でアイドルをして東京へ活躍の場を広げられた橋本環奈さんみたいな存在になりたいです。清純派女優さんを目指したいですし、学園もものドラマや映画、ホラー系やサイコパスな役、イジメ系とかいろんな役をやってみたいです」と目を輝かせた。


現役の中学3年生。地元長崎で学校生活を送っており、「福岡まで通うのは大変です。朝の会だけ出て仕事に向かったり、両立を頑張っています」と話す。クラスメートらはあまりアイドル活動については触れてこないといい「友達たちは『次はいつ来るの?またね』と言ってくれたり、優しい感じの雰囲気の学校です」と笑顔。「東京にも通うことになったので、いろいろと大変ですけど、撮影現場見学ではいろんなスタッフの方が動いて作品ができあがっていることを学べました。自分も早くそういうものに出られるようになりたいなと思いました!」と声を弾ませた。


HKT48は14周年を迎え、26日には記念公演も行った。7月発売の「半袖天使」では2度目の選抜入りを果たし、大分県の遊園地、城島高原パークなどでのミュージックビデオ撮影などにも参加。名物の木製ジェットコースター、ジュピターなどをバックに演技やダンスをこなした。「『半袖天使』は卒業を発表された地頭江音々さんのラストシングルで、音々さんの気持ちを前に押し出す気持ちで撮影させていただきました。制服を着ているので、現役の制服は強いんじゃないかなと思います(笑い)」。15年目を迎える今後のグループ活動にも思いをはせ「HKT48もまだまだキラキラと輝き続けているんだぞという一面をみなさんに知ってもらいたいですね」と意気込んだ。


アニメ好きで、7月にTOKYO MXなどで放送されていた「薫る花は凛と咲く」などをオススメに挙げた。「恋愛系も好きですけど、戦う系の作品みたいな刺激がないと面白くないんです。小さい頃からプリキュアとかは見ていなくて、ワンピースやポケモンとかばかり見ていました」。「進撃の巨人」や「鬼滅の刃」も「アツいですね」と好きな作品に挙げ「私はほっぺたが大きくて膨らむので、動物で例えるとオカメインコです!でも、かわいい、ほわほわ系ではないよということはお伝えしておきたいですね」と笑った。【松尾幸之介】


◆龍頭綺音(りゅうとう・あやね)2010年(平22)6月30日生まれ、長崎県出身。小学5年からダンススクールに通い、モデル業なども行う。24年5月にHKT48の7期生としてお披露目。同9月発売シングル「僕はやっと君を心配できる」で選抜メンバー初選出。25年6月に正規メンバーへ昇格しチームH加入。趣味はアニメやファッションショーのランウエー鑑賞。特技は野菜の袋詰め。好きなポケモンはサーナイト。インスタグラムアカウントも開設。152センチ。

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