乃木坂46久保史緒里、開始27分で涙腺崩壊「オールナイトニッポン」卒業「人生楽しくなった」

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2025年11月27日 06:09  日刊スポーツ

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ニッポン放送「乃木坂46のオールナイトニッポン」で2代目パーソナリティーを務めた久保史緒里

乃木坂46久保史緒里(24)が26日深夜、ニッポン放送「乃木坂46のオールナイトニッポン」(水曜深夜1時)に出演し、パーソナリティーとして最後の生放送に臨んだ。27日に横浜アリーナで行われる自身の卒業コンサート2日目公演をもって、グループから卒業する。


冒頭から「いったん最後に確認しておくね。寂しい? どう、寂しい?」と何度もリスナーに尋ね、笑った。あらためて「今夜が私の最終回です」と報告。「ラストレター パーソナリティー久保史緒里への最後のお手紙」と題し、リスナーからのメールを次々と読み上げていった。


「今日は絶対泣かないよ!」と宣言していたが、番組開始から27分、渡されたのはリスナーからのメールではなく、番組スタッフからの手紙だった。驚きつつも読み上げると、早くも涙腺が崩壊。「泣いちゃった。泣いた〜。今日こういう感じ?」と涙しつつ、笑顔を見せた。


番組終盤に久保はあらためてリスナーにあいさつした。「非常に寂しくてたまりません。3年と9カ月前、始まっちゃったなと思って、その責任の大きさに正直耐えられないって思った日もありました」と当時を振り返った。


プロ野球楽天の大ファンとして、たびたび番組内で野球関連のトークをしていた。この日、リスナーからは「この番組がきっかけで野球を始めた」というメールもあった。「リスナーさんからのメールってうれしいものだったんです。3年9カ月、誰かにとってのきっかけになっていたらうれしいですし」と伝えた。


ただ「でも、そうじゃなくてもよかったんですよ。日常の一部になれていたら、それでよかったんですよ。私にとってはわかりやすく、来週からもうここに来ないので、日常ではなくなる。このオールナイトニッポンが。でも、リスナーさんにとってもそうなのかなと思ったら、うれしい、寂しい…ですね」と吐露した。


「多分このオールナイトニッポンがなかったら、救われずに、報われずにいたこといっぱいあったんだろうなって。全然違う人生歩んできたんだろうなって思います。急にさみしくなってきちゃったな。終わりが近づいてきましたね」としみじみ。


「私はオールナイトニッポンがなかったら、本当に、多分、ダメでした。本当に必要な存在でした」と声を震わせた。「乃木坂の活動が楽しくなったのも、ラジオがめちゃめちゃ楽しくなったのも全部、リスナーさんと、スタッフの皆さんのおかげだなと思っています」と感謝した。


「20歳で(パーソナリティー)始めたので、本当に何の経験もなく、こんなやつがパーソナリティーやっていいのかなってずっと思ってたんですけど。そんな私に個性を与えてくださり、それがおもしろいところじゃんって言ってくださり、毎週めちゃくちゃ楽しかったです。リスナーの皆さんと話すことが、私にとっての救いでした」とはなをすすりながら伝えた。


「人生楽しくなったんですよね。オールナイトニッポンがあるから、どんなこともね、楽しめるようになったんですよ」と振り絞った。


「3年と9カ月、後悔は何もないですし、本当に楽しかったです。ここがパーソナリティー初めてだったのに。20歳の若い女の子になんで任せようと思ったんだと思いますよ。賭けじゃないですか。任せてくださった方に感謝ですし、皆さんに感謝ですし」と口にし、「リスナーの皆さんと歩んできた時間だったなと思います」とほほ笑んだ。


日常で起こったアンラッキーなことや“持ってない”ことを「久保ってる」と表現し、番組内でもキーワードの1つだった。「これからは『久保ってる大賞』もできなくなっちゃうけど、なんかついてないなとか、本当人生しんどいなって思う時、あると思います。私もありました。どうかこの先、しんどいこととか、全部やめたいとか、そういう思いになった時には、『なんか久保ってるな、そんなこと言ってたパーソナリティーがいたな』って。これからも皆さんの日常の一部であれたらうれしいです」と呼びかけた。


「乃木坂人生も、乃木坂46のオールナイトニッポンパーソナリティー人生も、本当に楽しかったです! 本当にあらためてにはなりますが、お世話になりました」と伝えた。「最後に、この曲を届けたいと思います。本当に楽しかったです! さらば乃木坂46ですね。バイバイ、オールナイトニッポン! どうか忘れないでください」と続け、クリープハイプの「栞」が流された。


次回12月3日の放送からは、乃木坂46の5期生、井上和(いのうえ・なぎ=20)が久保からバトンを引き継ぎ、3代目パーソナリティーを務める。久保は「和、青春してな〜。ここでな。いっぱいな!」と後輩にエールを送った。


同番組は19年4月からスタート。当時乃木坂46のメンバーだった新内眞衣(33)が初代パーソナリティーを務めた。新内のグループ卒業に伴い、22年2月から久保にバトンタッチし2代目パーソナリティーとして3年9カ月間出演してきた。なお16年3月から同番組開始前の3年間は、水曜深夜3時からの枠で「乃木坂46 新内眞衣のオールナイトニッポン0(ZERO)」が放送されていた。

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