写真「シャン・チー/テン・リングスの伝説」などで知られる、中国系カナダ人俳優のシム・リウ(36歳)が、ハリウッド映画界におけるアジア系のキャラクターの少なさに怒りを表した。
シムは、自身のマーベル作を含めたアジア系俳優主演の映画が良好な興行成績を記録しているにも関わらず、そのチャンスがあまりにも少ないとSNSにつづっている。
スレッズにシムはこう投稿した。
「もう、どんな作品にもアジア系を出演させるべきだ。映画における僕らの存在の後退ぶりは全くひどすぎる」
そして「スタジオ側は『リスキー』だと言うけど、『ミナリ』『フェアウェル』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『クレイジー・リッチ!』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』すべては商業的な成功を収めている」「アジア系俳優でスタジオに1億ドル(約157億円)の損失を出した人物は1人もいないが、白人男性は2度も2億ドル(約313億円)の損失を出したのに、何事もなくまた看板俳優として主演作を得ることもある」「僕らは根深い偏見に満ちたシステムと闘っている。ほとんど毎日が本当にうんざりする」と続けた。
シムは以前、「アジア系男性の役柄」をどんどん獲得しているといった趣旨の記事が出た際、「僕らを敵対させる方法」だとして強く非難していた。
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