
演歌歌手天童よしみ(71)が27日、東京国際フォーラムで公演「昭和100年記念・100曲コンサート」を行った。
昭和音楽のヒット史から100曲を選択。2回の休憩を入れながら5時間以上をかけて約5000人に披露した。
第1部は12人の華麗なラインダンスで華々しく幕を開け、「東京ブギウギ」で歌唱をスタート。カラフルなハットとロングドレスで何度も自慢の声を張り上げ、衣装を変えた後は「哀愁列車」「古城」などを続けた。
最初のMCで「昭和100年を記念して100曲にチャレンジしようと1年前から計画しました」と説明。「そうしたら350曲になりました。これだと朝までかかるから、私よりもお客さまが心配になった」と冗談で笑わせながら「こんな幸せはもうありません。今日は最後までよろしくお願いします。盛り上げてください」と呼びかけた。
最初のゲストは泉ピン子(78)。大きな花束を抱えながら登壇して「日本一、おめでとう。よくやってる〜。(美空)ひばりさんがいなくなってからは日本一です。何の曲を聞いてもうまい」と涙ながらに絶賛。「(ステージの)袖で聞いていて涙が出てきた。本当にありがとうございます。この後は着替えて客席で最後まで聞いていますから。またね〜」。
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天童は本名の吉田芳美として、71年に読売テレビ「全日本歌謡選手権」で10週勝ち抜いて最年少の15歳で7代目チャンピオンになった。中山秀征(58)が当時の番組司会者に扮(ふん)して曲紹介を行い、この時に歌った10曲を披露。芸名の「天童よしみ」は、審査員だったルポライター竹中労が「天から授かった童」と評して名付けた。
第1部はここまで34曲を歌唱して最初の休憩に入った。
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