二宮和也「独断と偏見」が2冠、作中で言及した嵐の存在「昔も今も変わらない」

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2025年11月28日 04:00  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

二宮和也(撮影/Sai)

嵐の二宮和也(42)の新書「独断と偏見」(集英社刊)が、「第18回オリコン年間『本』ランキング2025」のジャンル別「タレント本」と形態別「新書」で1位を獲得し、2冠を達成した。期間内売上は16・6万部。タレント本ジャンルで新書形態の作品が年間1位を獲得するのは、史上3作目。男性では初となる。


二宮は受賞に「率直にすごいなと思います。人生においては歳を重ねるごとに『初めて』という経験が減っていくのが一般的なのに、まだ新しい『初めて』というものに出会わせていただけるというのは本当にありがたいですね」と感謝。「読んでくださった方々が何かを感じてくださればいいな、何かのヒントになればいいなと願っていたので、多くの皆さんに手に取っていただけたというのは意味があったのかなと思います」と喜んだ。


作中の「あとがき」では次回作も“示唆”。今作同様に「やはり普遍的なテーマのほうがいいんじゃないかなと思いますが」としつつ「可能性は……どうでしょう(笑い)」とけむに巻いた。


作中では、四半世紀に渡って活動してきた嵐についても言及している。来年5月末をもって活動を終了する「嵐」という存在について「昔も今も変わらないですね。何事もなくなってみないと『どういう存在だったか』というのは結論付けられないですし、まだ動いている最中なので、現状は活動していたときと変わらないかな」と捉えた。グループのラストツアー開幕まで、あと約3カ月。「今も目の前にあるものだし、コンサートをやるときには皆さんの観たいものを探りつつ、僕らが伝えたいことをかたちにしなければいけないと思っています」と決意も口にした。


同本作は、あえて文字だけの表現に挑戦した、二宮和也による初めての新書。10の四字熟語をテーマに合計100の問いと向き合い、ビジネス論から人づきあいの流儀、会話術から死生観にいたるまで、「独断と偏見」にもとづいて縦横無尽に語られている。

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