
俳優谷原章介が1日、MCを務めるフジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月〜金曜午前8時14分)に出演。日本人アーティストの中国公演が相次いで中止となっていることに、言及した。
番組では、歌手の大槻マキが11月28日に中国・上海でのライブ中に突然ステージで歌唱中に突如照明が落ちて中止され、“強制退場”させられた様子や、浜崎あゆみの公演が急きょ中止となったことを報じた。高市早苗首相の台湾有事を巡る発言で、中国側が態度を硬化させて渡航中止、水産物の輸入禁止などを打ち出してきた一連の措置の一環とみられる。
かつて尖閣諸島の問題でも日中関係はこじれ、アーティストの公演が中止になるなどした。谷原はこれを引き合いに出し、「ライブ中に止められたのは初めてで、これを見た時に衝撃を受けたのは、まるで何か中国政府が政治の力を使って文化を締め付けた。文化大革命じゃないですけど、そんいうことにつながりかねないという恐怖感を覚えました」と語った。
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