1日(月)は日本海側で竜巻や雷雨に注意 激しい突風やひょうのおそれ

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2025年12月01日 11:24  日本気象協会

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日本気象協会

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今日12月1日は、北日本から西日本の日本海側を中心に、大気の状態が非常に不安定になっており、一部に竜巻注意情報が発表されています。午後もあちらこちらで雨が降り、局地的にカミナリや竜巻などの激しい突風を伴うおそれがあります。氷の粒「ひょう」にもご注意ください。

雷雲が通過中 北陸〜北海道に竜巻注意情報

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今日12月1日は、前線を伴った低気圧が日本海を発達しながら進んでいます。低気圧や前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定で、発達した雷雲が北海道や東北、北陸地方を通過しています。

午前11時現在、北海道と青森県、石川県のそれぞれ一部、秋田県の全域に竜巻注意情報が発表されています。

午後は日本海側を中心に雨や雷雨 太平洋側は季節外れの陽気

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1日(月)の午後は、北陸から北の日本海側を中心に雨や雷雨になる見込みです。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨にご注意ください。また、局地的に氷の粒「ひょう」が降るおそれもあります。

太平洋側は広い範囲で晴れて、季節外れの暖かさになる所もあるでしょう。東京都心は昨日11月30日より5℃高い21℃の予想で、ぽかぽか陽気となりそうです。朝と日中との気温の変化が大きい所もありますので、服装でうまく調節しましょう。

雷が近づいたら 家の中でやるべきこと

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雷雲が近づいた場合、家の中にいても、身を守るためにやっていただきたいことが2つあります。

1つめは、窓から離れて、家の中央に避難することです。雷が鳴る時には、突風が吹くこともあり、突風によって窓ガラスが割れる恐れがあります。雷が鳴っているかどうか、外の様子が気になるかもしれませんが、窓やカーテンはしっかり閉めて、窓から離れましょう。特に、大きなガラス窓の下や周囲は、大変危険ですので、絶対に近づかないでください。

2つめは、雷が近づいたら、家電製品のコンセントを抜くことです。雷が落ちると、パソコンなどが故障する場合がありますが、それを防ぐのは簡単です。コンセントを抜くだけで、雷から家電製品を防護できます。

雷の音が聞こえなくなっても、20分くらいは、むやみに外に出ないでください。

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