
3日から4日頃は、季節が急に前進。全国的に冬本番の寒さに。日本海側は雪の範囲が次第に広がり、山陰など西日本の平地にも雪雲がかかりそう。積雪や路面凍結に注意。その先は、この時期本来の気温の日が多くなる。
前半:急に寒くなる 雪エリア拡大

今日12月1日は全国的に南風が吹いて、師走とは思ない暖かさに。ただ、今週は季節が急に前進します。
明日2日(火)は南風から次第に北風に変わるでしょう。
3日(水)から4日(木)にかけて、寒気の流れ込みが強まります。寒気の底は4日(木)の午前中となりそうです。「平地で雪」の目安(上空1500付近でマイナス6℃以下)が本州の南岸から九州北部付近にかけて、南下するでしょう。
晴れる関東以西の太平洋側も気温が上がりません。名古屋や大阪をはじめ10℃前後に留まる所も多く、真冬のような寒さとなりそうです。
日本海側では雪のエリアが次第に広がり、北陸の平地も雪の所が増えてきます。近畿北部や山陰の平地も朝晩を中心に雪が降る見込みで、路面状況の変化に注意が必要です。
5日(金)は、雪の範囲は狭くなりますが、全国的に寒さが続くでしょう。
6日(土)から8日(月)は気温が平年並みか高くなり、晴れる地域では日差しの暖かさにホッとできそうです。
後半:北陸以北は雨や雪 晴れる関東以西も空気ヒンヤリ

この期間は、北の地域ほど気圧の谷の影響を受けやすいでしょう。
北海道と東北は日本海側ほど雲が多く、たびたび雪や雨が降りそうです。北陸は雨が降ったりやんだりで、雪の交じることもあるでしょう。
関東から西は、連日のように晴れる見込みです。
気温は、全国的におおむね平年並みとなるでしょう。北海道では昼間も0℃くらいに留まり、朝晩は水道が凍結するほど冷えそうです。晴れる関東以西も、気温があまり上がらず、日中も13℃から15℃くらい。日差しがたっぷりでも空気はヒンヤリで、厚手の上着の出番が増えそうです。
|
|
|
|

