定数削減「選挙区25、比例20」軸=自維党首、1割削減で合意
0
2025年12月01日 14:31 時事通信社

高市早苗首相(自民党総裁)は1日、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)と首相官邸で会談し、衆院議員の定数削減について、小選挙区と比例代表を合わせて1割削減することで合意した。内訳について、両党は「小選挙区25、比例20」を軸に、それぞれ党内手続きを進める。
会談後、吉村氏は記者団に「(与野党間で今後)1年間しっかり協議した上で決まらなければ、議員定数は1割削減し、小選挙区と比例を組み合わせた数にする方向性を決定した」と説明。「合意に至ったことは非常に大きい」と歓迎した。維新はこれまで、比例で1割削減を主張してきた。
一方、同席した自民の鈴木俊一幹事長は記者団に「(関連法案を)今国会に提出し、成立を期す」と明言した。
Copyright(C) 2025 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。