
お笑いコンビ、エバース(佐々木隆史=33、町田和樹=33)が1日、大阪市のよしもと漫才劇場で「よしもと漫才劇場11周年記念&森ノ宮よしもと漫才劇場5周年記念」記者会見に出席した。
両劇場は、吉本の若手漫才師が芸を磨く場として作られた。東京でも神保町、渋谷によしもと漫才劇場が作られ、エバースも活躍している。
「M−1グランプリ2024」ファイナリストで、今年は「第46回 ABCお笑いグランプリ」で優勝。佐々木が「『芸歴10年目。デビューしたときには漫才劇場があり、神保町漫才劇場に出させていただいて、今年、ABCを取れたのも漫才劇場のおかげ』と町田が言ってました」と話すと、町田は「言ってねえよ」とツッコミ。笑いを誘った。
4日に行われる「M−1グランプリ2025」準決勝にも名前を連ねており、佐々木は「『M−1グランプリで優勝目指してとか言いますけど、優勝よりまず自分たちが一番おもしろいと思っている漫才を、自分たちが納得いく形でやるっていうのが大事』と町田が言ってました」。再び、町田が「言ってねえよ」と即答し、他のコンビから「言えよ!」とツッコまれた。
そんな2人に上方漫才協会の中田カウス会長(76)も「漫才はツッコミとボケで笑わすんじゃなく、間と呼吸。雰囲気出してきているのがエバース。ネタの作りも呼吸もいい。ああいうタイプの漫才が生まれることに期待している」と評価し、「ありがとうございます」と恐縮していた。
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