ブリヂストン、走りへのこだわりを追求したポテンザRE-71RZ、アドレナリンRE005を2月に同時発売

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2025年12月01日 16:30  AUTOSPORT web

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ブリヂストン・ポテンザRE-71RZ
 12月1日、ブリヂストンは乗用車用タイヤ『ポテンザRE-71RZ』と『ポテンザ・アドレナリンRE005』を2026年2月から発売すると発表した。圧倒的な走行性能を追求し、公道に加えてサーキットにおける限界域での安定したコントロール性能を発揮するRE-71RZは61サイズ、走行性能と低燃費性能を高次元でバランスさせ、日常の運転で走る楽しさを提供するアドレナリンRE005は40サイズがラインアップされる。

 ブリヂストンのスポーツタイヤブランドであるポテンザは、1979年に誕生。世界のハイパフォーマンスカーに認められているほか、世界中のさまざまなモータースポーツの世界で結果を残してきたブランドだ。日本のトップカテゴリーではスーパーGTで活躍するほか、スーパー耐久シリーズではコントロールタイヤとしてほぼ全車がポテンザブランドのタイヤを使用する。

 そんなポテンザの新たなスポーツタイヤが、リアルスポーツタイヤの系譜『RE-71R』を継承し、日常走行に加えサーキット走行までアクティブに楽しみたいユーザーに向けた、ストリートラジアル最速を追求したRE-71RZだ。

 RE-71RZのコンパウンドには、モータースポーツで培った知見を注ぎこみ、『ナノプロ・テック』技術を活用。シリカとポリマーを最適配合した新開発ゴムを採用。従来品以上にゴムが路面にしっかり食い込んでグリップを発揮することで、ドライ、ウエット両路面で優れた走行性能を発揮する。

 パターンは接地面積と溝設定を最適化させた新開発ブロック剛性を高めるスリックショルダーを採用し、イン側には排水性を高めるワイドストレートグルーブを配置することで、グリップ力とサーキットでの耐摩耗性を高次元で両立させた。また形状はブリヂストン独自のシミュレート/計測技術『アルティメットアイ』を活用。構造、形状を見直すことで、より均一な接地面を実現し、コーナリング時により高いグリップ力を発揮する。

 このRE-71RZの開発に向けては、スーパー耐久をはじめチューニングカーの世界でも活躍する佐々木雅弘、スーパーGTで3回の王者を獲得した立川祐路も実車評価に携わり、サーキットで培ったノウハウをタイヤ開発に注ぎ込んだ。

「グリップ力とコントロール性能を高いレベルで両立していることが『ポテンザRE-71RZ』のストロングポイントです。公道走行でのドライ、ウエット性能を向上したうえで、サーキットにおけるさらなるタイム短縮と耐摩耗性能向上を実現し、さまざまなシーンで高い性能を発揮できるのも大きな魅力。日常、サーキットの両方において楽しく扱いやすいタイヤです」と佐々木。

 また立川も「優れたグリップ力を実現しながら、誰もが意のままに操れる感覚を堪能できる、扱いやすさにこだわったタイヤです。高いグリップ力をすぐに引き出すことができるウォームアップ性能と、濡れた路面でもしっかりと性能を発揮するウエット性能についても追求し、総合性能を高いレベルでまとめ上げることができました」とコメントしている。

 一方、スポーツカーのみならず日常のドライブを楽しむ幅広い車種をターゲットとしたアドレナリンRE005は、日常から週末のワインディングや高速道路まで走りを楽しみたいユーザー向けに、優れた操縦安定性と運転の楽しさを感じながら“気持ちよく走る”ことを目指したタイヤだ。雨の日でも安心感をもって走行できるウエット性能を向上させ、全40サイズでaグレードを達成。また、転がり抵抗性能においては19サイズでAグレードを達成している。

 RE-71RZは61サイズ、アドレナリンRE005は40サイズと幅広いラインアップが揃うことも魅力。両タイヤとも2026年2月に発売される。

[オートスポーツweb 2025年12月01日]

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