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俳優山本學(がく、88)が1日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜午後1時)に出演。3年前に軽度認知障害と診断されてから認知症の役を演じたことについて語った。
黒柳徹子(92)から「なぜ軽度の認知障害であることを告白なさられたんですか」と問われた山本は「僕は“幻視”という症状から始まったんですよ。図形が壁に見えて、で、何なんだろうと思って」と話した。
そして「それが、続いて、親父はアルツハイマーでしたから、臨床の本なんかを読んでいたものですから、で、僕は脳の話は興味を持っていたもんで、お医者さんに『幻視だと思うんですけれども』って脳外科で言ったら『それは科が違うから。精神科を紹介しますから』って」と、まさか担当科が精神科とは思っていないくて驚いたと話した。
そして精神科に行って、血液の循環について検査をしたところ「結果、そのときに『軽度認知障害』って初めて知った」と語った。黒柳から「あなた、最近、認知症の役をやったんですって?」と問われ、「認知症って忘れっぽいとかって話になるんだけど、感情がすごく怒りっぽくなる。感情が抑えきれなくなる。そういう風に演じないで、『あ〜、忘れた』とかそういうつまらないことでの認知症がある。じゃあ、本当の認知症ってどういうことか、そのことで話がふわ〜って、話が深くなる…そういうことをあらためて経験しましたね」と語った。
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