88歳大ベテラン俳優「感情がすごく怒りっぽく」軽度認知症公表してその役が…「話が深くなる」

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2025年12月01日 18:01  日刊スポーツ

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テレビ朝日

俳優山本學(がく、88)が1日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜午後1時)に出演。3年前に軽度認知障害と診断されてから認知症の役を演じたことについて語った。


黒柳徹子(92)から「なぜ軽度の認知障害であることを告白なさられたんですか」と問われた山本は「僕は“幻視”という症状から始まったんですよ。図形が壁に見えて、で、何なんだろうと思って」と話した。


そして「それが、続いて、親父はアルツハイマーでしたから、臨床の本なんかを読んでいたものですから、で、僕は脳の話は興味を持っていたもんで、お医者さんに『幻視だと思うんですけれども』って脳外科で言ったら『それは科が違うから。精神科を紹介しますから』って」と、まさか担当科が精神科とは思っていないくて驚いたと話した。


そして精神科に行って、血液の循環について検査をしたところ「結果、そのときに『軽度認知障害』って初めて知った」と語った。黒柳から「あなた、最近、認知症の役をやったんですって?」と問われ、「認知症って忘れっぽいとかって話になるんだけど、感情がすごく怒りっぽくなる。感情が抑えきれなくなる。そういう風に演じないで、『あ〜、忘れた』とかそういうつまらないことでの認知症がある。じゃあ、本当の認知症ってどういうことか、そのことで話がふわ〜って、話が深くなる…そういうことをあらためて経験しましたね」と語った。

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  • 身体に複数障害があるが脳は“まだ”平気と思う。ガキの頃から気づいていたけど年齢関係なく脳に問題ある試料って大概家族全般、思考障害がある。呪われた遺伝子。鳶から鷹は絶対に生まれない。
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