『火喰鳥-羽州ぼろ鳶組-』舞台化 小説家・今村翔吾氏のデビュー作『火喰鳥-羽州ぼろ鳶組-』(祥伝社)が舞台化される。2026年1月23日から2月1日に東京・博品館劇場にて上演され、主演橋本祥平ほか6人の第1弾キャストが発表。オーディション番組『timelesz project』で話題となった山根航海は、本作で舞台初出演となる。
本作は、Netflixで全世界配信されている「イクサガミ」で知られる作家・今村氏の代表シリーズのひとつ。江戸の町を舞台に、火消しとして生きる男たちの絆と戦いを描く。25年春には瀬口忍氏による漫画連載が『週刊少年チャンピオン』にて開始、さらに26年1月からはテレビアニメ放送も決定している。
主人公・松永源吾を演じるのは橋本。源吾を支える若き火消し・鳥越新之助役には山根が抜擢された。さらに、江戸の町で活躍するぼろ鳶組の面々として、ボーイグループWATWINGの古幡亮が彦弥役、中村太郎が加持星十郎役を演じる。
また、Netflixシリーズ『サンクチュアリ-聖域-』にも出演し、元力士ならではの迫力と身体性を持つ室田真宏が寅次郎役、舞台を中心に幅広く活躍する伊崎龍次郎が左門役で参加。
脚本・演出を手掛けるのは、舞台表現に定評のある吉村卓也氏。音楽は、ロックバンドFLOWのギタリストとして数々のアニメ・ゲーム作品にも参加してきたTAKEが担当する。
■コメント
▼原作:今村翔吾
私のデビュー作にして、最も思い入れの強い作品でもあります。今回、舞台化のオファーを頂いて、とてもうれしく思うと共に、どのようになるのだろうと心が躍っています。
本作は端的に言えば火消の物語。当然、火事の場面が出てきますし、その場では火消たちがまさに命懸けで奔走します。それを表現するとなれば、舞台ならではの熱量も感じられるのではないでしょうか。
また本作は、とある男の再生の物語でもあります。人は何度でも立ち上がれる。そんな想いを籠めています。少しばかり青臭いかもしれませんが、今のような時代だからこそ必要なのではないかと思っています。きっと皆様の胸を熱くする舞台になると信じています。
▼脚本・演出:吉村卓也
読み終えた小説は、気付けばシワシワになっていました。
手に汗握る展開の連続に、文字通り手汗をかいたのだ。
実際に火を目の前にしたかのような火事場の熱気。
命を懸けて奔走する火消の熱気。
未だこれほどに胸を熱くする小説があっただろうか。
今村翔吾先生の紡がれた物語、「火喰鳥-羽州ぼろ鳶組-」。
この冬、一番の熱気を皆様にお届けします。
劇場でお待ちしております。
▼松永源吾役:橋本祥平
この度、松永源吾役を演じさせていただく事となりました。
舞台「火喰鳥」への出演が決まり、物語が放つ熱と緊張に胸が高鳴っています。この世界に宿る魂の火を丁寧に受け止め、一言一動へと落とし込めるよう真摯に向き合います。舞台に立つ責任と喜びを深く抱きながら、その場でしか生まれない熱を信じ、作品の息づかいを鮮やかに届けてまいります。ご期待いただければ幸いです。
▼鳥越新之助役:山根航海
今回、鳥越新之助役を演じます、山根航海です!
これまで、演技や舞台の経験がないため、出演依頼をいただいたときは正直とても驚きました。
初挑戦で不安もありますが、この貴重な機会をいただけたことにワクワクしています。
自分にできるすべてをぶつけて、皆さんに楽しんでもらえるよう、一生懸命頑張ります!!
▼彦弥役:古幡亮(WATWING)
この度、彦弥役で出演しますWATWINGの古幡亮です。
さまざまなご縁があって今回この作品に携わらせていただけることがとても光栄です。
小説から漫画へ、そしてほぼ同時にアニメ化と舞台化をする本作。史上初のリアルに動く彦弥をお見せできるということで、気合いたっぷりです!
誠心誠意演じさせていただきます。
▼加持星十郎役:中村太郎
加持星十郎役の中村太郎です。
今勢いのある作品の舞台化に携わらせていただくこととてもうれしく思っております。
火消たちの物語ではありますが、この作品が1人でも多くの方に届くよう、心の炎は絶やさずに演じられればと思っております。
どうかこの熱量が、皆様に届きますように。
▼左門役:伊崎龍次郎
とても熱い作品になりそうでワクワクしました。 お話をいただいてから原作の小説を読ませていただいたのですが、一気に引き込まれて気がつけば羽州ぼろ鳶組のファンになっていました。小説の魅力を舞台作品としてどのように表現していくのか今から楽しみです。 きっと胸が熱くなる作品となりますので劇場に足を運んでいただければ幸いです。