自民党安全保障調査会の会合で発言する小野寺五典会長(中央)=1日午後、東京・永田町の同党本部 自民党安全保障調査会の小野寺五典会長は1日、国家安保戦略などの見直しを巡り、防衛装備品の輸出を「救難」や「輸送」など5類型に限る現行ルールの撤廃について先行して議論する考えを示した。調査会の会合後、記者団に「装備移転をどうするかの方向性を決めた上で防衛政策に反映する必要がある。まずこの考え方を整理したい」と語った。
自民と日本維新の会の連立政権合意書では、来年の通常国会会期中に5類型を撤廃すると明記している。