『君としたキスはいつまでも』上映会イベント(C)「君としたキスはいつまでも」製作委員会・ABCテレビ チーム・ハンサム!メンバーが出演するABCテレビドラマL枠『君としたキスはいつまでも』の上映ベントが11月29日に都内で行われ、青柳塁斗、猪塚健太、太田将熙、小関裕太、福崎那由他、細田佳央太、松岡広大、溝口琢矢、本島純政の9人がずらり集合した。
【写真】『君キス』第1〜3話カット 湖畔の尊いシーン多数 同作は、完全オリジナルのオムニバス・ラブストーリー。廃校になった小学校をフルリノベーションした湖畔のホテルのオープンを前に、卒業生や小学校にゆかりのある人々を招待したプレオープンが行われ、登場人物たちが、それぞれに思い思いのタイミングで、家族や友人、恋人とともにホテルに集う。恋人と初めてのお泊りのため、亡き妻との思い出をたどるため、疎遠になった幼なじみで集まるため…。
かつて子どもだった大人たちが、思い出の場所で、自分自身、そしてなにより大切な人と向き合う時間を過ごし、そして人と人とが向き合った先にある、人生でもっとも美しく尊いキスシーンを描く。
ドラマ最終章直前に実施されたイベントは、チーム・ハンサム!の9人が撮影秘話を語ったほか、「ドラマスタッフが目撃したマル秘エピソード」やファンからの質問コーナーなどで盛り上がった。
台本5ページ分の長回しがあったという細田は「集中力を持続させるのが大変でしたね」と明かしつつ、「撮影の空き時間にはロケ地の近くにあった日本三大金運神社を巡っていました」と明かした。本島は「あこがれの細田さんとの共演にも緊張していたんですが…、連絡先を交換したくてソワソワしていたんです。今回、ついに連絡先を交換できました!」と感激を語った。
猪塚は、現在と過去のシーンを演じ分ける上でのエピソードを披露。「髪をおろした方が若く見えるんですが、役柄的に若い時はきっちりとセットしていたけど、傷心した現在は髪のセットなんてしないだろうと。そこで監督と相談して、過去の警察官を演じた時には髪をあげて清潔感ある雰囲気にしました」と語った。
コミカルな役柄だった青柳は「監督からは“コメディ回にしたい”と言われていたのですが、ラストのシルエットのキスシーンが美しくて印象的で。自分たちの楽曲でドラマのエンディングを飾れたこともうれしいです」としみじみ。本島は、第4話について「めちゃ泣いてしまいました」と告白した。
太田は「(自身出演の)第7話の脚本・監督の石橋夕帆さんは映画も撮影されている監督さん。実際に劇場で観てみて映画館にマッチしていましたし、すごく贅沢な時間だなと感じました」と感無量。溝口は、感情表現をあまりしない方向で役作りし、「無表情の中でも、感情がすごく動いているので、表情がふと緩んだり、笑顔になったり…そんなわずかな表情の変化にも注目して観ていただけたらうれしいです」と語った。
第8話以降に出演する福崎、小関、松岡も見どころをアピール。福崎が「すれ違っている彼女に対して自分から“距離を置こう”と伝えたものの、自分自身と向き合った結果、とある行動をするというお話です。どう撮られているか、僕自身も楽しみです」と言うと、小関は「僕たちが本業としているお芝居を、チーム・ハンサム!としてドラマにできたことが本当にうれしく思っています」と感謝。松岡は「公私で幼なじみのような関係性のメンバーと撮影できたのが作品にも投影されています。サイは過去の約束やわだかまりを抱えた役柄です。約束の対義語は自由だと思っているのですが、ドラマを通してそうしたことも感じていただけたらと思います」と呼びかけた。
ドラマは第7話まで放送されており、最終章に突入する。ABCテレビ(関西地区=毎週日曜 深0:10)、テレビ朝日(関東地区=毎週土曜 深2:30)の放送ほか、TVer・ABEMAで見逃し配信。
■第8話「ちゃんと好きだったよ」
ホテルに到着したリュウカ(中井友望)は、幼なじみのケイタ(太田将熙)、アキラ(溝口琢矢)とともに小学校時代を懐かしんでいた。と、そこへリュウカの彼氏・テツオ(福崎那由他)が東京から突然やってくる…実は2ヵ月ぶりの再会だった。テツオは、リュウカの幼なじみたちと過ごす時間の中で、自分自身を見つめ直していく。そしてリュウカもまた自分の想いと向き合うことに…。
■第9話「あと10曲作ったら」
小学校の卒業生で、今や人気アーティストとして活躍するヨウジ(小関裕太)がホテルに到着した。その目的は、新曲のミュージックビデオの撮影。幼なじみたちとの大切な思い出が詰まった小学校で、役者をしているサイ(松岡広大)に出演依頼をしていたヨウジ。しかし、サイとの再会は何故かギクシャクしたものに…。そして、ヨウジにはもうひとつホテルを訪れる大切な理由があった。
■最終話「帰りたくなる場所」
ヨウジ(小関裕太)のミュージックビデオ撮影当日の朝、サイ(松岡広大)が姿を消した。サイに連絡を取り続けていたケイタ(太田将熙)とアキラ(溝口琢矢)。そして、サイを探すためにホテルを飛び出したリュウカ。ヨウジは幼馴染みたちを信じて、撮影に臨みながらサイが戻ることを待つ。そんな中、リュウカはサイを見つけ出して…。