石田ひかり「終点のあの子」ジャパンプレミアで「言っていいのかな?1回延期に」唐突に吐露

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2025年12月01日 21:44  日刊スポーツ

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映画「終点のあの子」ジャパンプレミアに登壇した石田ひかり(撮影・村上幸将)

石田ひかり(53)が1日、東京・グランドシネマサンシャイン池袋で行われた、當真あみ(19)と中島セナ(19)のダブル主演映画「終点のあの子」(吉田浩太監督、26年1月23日公開)ジャパンプレミアに登壇。「言っていいのかな? 1回、延期になったじゃないですか」と、撮影が1度、頓挫していたことを明かした。


「終点のあの子」は作家・柚木麻子氏の08年のデビュー作の実写化作品で、第88回オール讀物新人賞を受賞した短編「フォーゲットミー、ノットブルー」を第1話においた全4編からなる連作集。映画は第1話に注力して作られ、世田谷区の小田急線沿線にある私立女子高に進学したばかりの少女たちを描いた。當真は中学校から上がってきた内部生の希代子、中島が外部生の朱里、平澤宏々路(18)が希代子と同じ内部生の奈津子、南琴奈(19)がリーダー格の恭子、深川麻衣(34)が希代子の先輩の美大生瑠璃子、石田が老舗の呉服屋を経営する希代子の母美恵子を、それぞれ演じた。


石田は「1回、延期になると復活できない作品もいっぱいあって。撮影も全然、入っていなかったんですけど1年後くらいですかね? 実現しますと、お話があった時、製作陣の熱い思いが感じられた。作品の一員になれて、良かったなと思います」と振り返った。作品については「冒頭から自由な転校生が来て、注目する当たりから、気まずさがある。私の年齢になると、ここまで引きずらないし、影響はない。高校生くらいだと学校生活、私生活に影響が出る。その感じが好きで絶妙だった」と評した。


「終点のあの子」をめぐっては、公式Xが11月17日に「先般、本作出演者の1人が、未成年飲酒という事実を所属事務所(現在は退所)から報告を受けました。製作委員会としては下記のように対応・ご報告とさせていただきます」とし「数秒単位」の変更をしたと発表していた。未成年飲酒が発覚し、同8日に所属事務所から契約解除され、テレビ朝日系特撮ドラマ「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」(日曜午前9時半)を降板した、今森茉耶(19)が出演していた。


作品の公式Xは「まず、当該出演者の役どころはメインキャストではございません。物語の本筋や重要なセリフに関わる役ではなく(クラスメイトの1人)、更に編集後においても映りが少ない状態となっておりました。その上で、諸般の状況を鑑みまして、そこから更に出演シーンや明確なセリフを見直し、調整をしました」と説明。「物語の本筋やクオリティに影響はないと監督も判断し調整させていただきました。補足となりますが、どんな役であろうとも、画に関与している以上、全く意味のない役というものは存在しません。本作は多くの方のご賛同・ご協力の元成り立っております。また10代の学校生活を主体としている内容であることからも、多くの学生や教職員の方々への広がりを期待しており、観ていただきたい作品です」とした。その上で「約9年の歳月をかけて制作してきたことからも、簡単な判断ではなく、葛藤もありながら決断に至ったことを何卒ご理解いただけましたら幸いです。最後に、この作品を心待ちにし応援してくださっている皆様に感謝申し上げます」としていた。

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