
歌舞伎俳優中村鶴松(30)が、26年2月歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」で、初代中村舞鶴(まいづる)を襲名し幹部昇進することが1日、分かった。
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◆中村鶴松(なかむら・つるまつ)1995年(平7)3月15日生まれ。3歳から児童劇団に入り、00年5月歌舞伎座「源氏物語」の竹麿で清水大希の名で初舞台。以後、子役として数多くの舞台に出演。03年8月歌舞伎座「野田版 鼠小僧」の孫さん太の演技で注目され、05年に18代目中村勘三郎さんの部屋子となり、同5月歌舞伎座「菅原伝授手習鑑」車引の杉王丸で2代目中村鶴松を名乗る。18年2月名題昇進。屋号は中村屋。23年5月平成中村座「天守物語」亀姫や、2424年2月歌舞伎座「新版歌祭文 野崎村」久作娘お光など女形の大役にも抜てきされたほか、同11月明治座「菅原伝授手習鑑 車引」舎人桜丸、25年2月歌舞伎座「人情噺文七元結」手代文七など、立役でも存在感を示している。13年に早大文学部文学科演劇映像コースに進学し、舞台活動を続けながら大学で演劇を学び、17年に卒業した。
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