『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会今週公開の映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』に出演する水上恒司、綱啓永、濱尾ノリタカが、渋谷で落書き清掃を行った。
本作は、ひとりぼっちだった主人公が、仲間との絆を得て、力強く成長していく姿、彼を取り巻くキャラクター勢も魅力にあふれ、世界累計発行部数1,000万部を突破した漫画「WIND BREAKER」の実写映画化。
街を守る正義の不良軍団<防風鈴>は、「人を傷つける者・物を壊す者・悪意を持ち込む者、何人も例外なくボウフウリンが粛正する」という街に掲げた看板を信念とし、街の人々を守りながら生活を送っている。防風鈴のメンバーたちが、街の落書きを清掃するシーンが登場し、人の温かさを感じられるのも本作の魅力の一つ。
そこで今回、防風鈴から桜遥役の水上と蘇枋隼役の綱、獅子頭連から十亀条役の濱尾が、落書き問題に取り組んできた渋谷区とタッグを結成し、落書き清掃を実施。
早朝の渋谷に、ツナギ姿の3人が集結すると、「渋谷の街をキレイにします!」と気合十分に、職員のレクチャーを受けたのち、緑の学ランに身を包んだ防風鈴の生徒たちと共に清掃を開始。「どうしても最後まで消したい」という強い希望から、予定時間をオーバーしての作業となり、消し終えた瞬間には、達成感に満ちた笑顔を浮かべた。
作業を終え、「落書きに困っている人たちがいる。この清掃が、落書きをしてしまう側の人へも何か気づきとなってくれたら」(水上)、「落書きが消えることで新たな落書きが減る傾向にあると聞きました。この流れが続いてほしい」(濱尾)、「今回の清掃だけですべてが解決するわけではないけれど、今日の僕たちの姿を見て意識が変わる人が増えたら嬉しい」(綱)とそれぞれ思いを語った。
さらに、渋谷区からのお礼として、劇中でも印象的なアイテムとして登場するたい焼きがプレゼントされた。3人は「おいしい!」と無邪気に頬張り、リラックスした笑顔を覗かせる一幕も。最後には、渋谷センター街で掲出中の映画特製シャッター広告の前で記念撮影も行った。
また濱尾は、十亀が街を汚してしまう行動をとることにも触れながら、「悪さをしてしまう十亀の行動とは裏腹に揺れる心情や葛藤も考えながら演じていたので、そういう部分にもぜひ注目して観て欲しいです」と熱弁。綱は「<防風鈴>が街を守るように、大切な人を守りたいと思ってもらえるような映画になっているので、ぜひ劇場でご覧ください」と笑顔を見せ、水上は「僕自身、自分のためでなく誰かのために何かするときにとんでもなくパワーを発揮できた経験があります。みなさんにとってこの映画が、守りたい存在のことを思ったり、そういう存在を見つけられるような作品になってくれたら嬉しいです」と、映画公開を待ち望む人々へメッセージを寄せた。
『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』は12月5日(金)より公開。
(シネマカフェ編集部)