60歳女優、リンパ浮腫治療めぐり訴え「諦めず治療に向き合える世の中であってほしい」

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2025年12月03日 11:36  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

洞口依子(2009年10月撮影)

女優の洞口依子(60)が3日までにX(旧ツイッター)を更新。「リンパ浮腫」闘病の経験から、治療環境の整備を願った。


洞口は先月29日に左脚のリンパ管静脈吻合(ふんごう)術を受けたことを報告していたが、今回「驚愕!造影検査入れたら5時間、約4時間のリンパ管静脈結合手術無事に終え術後3日目にしてリンパ浮腫恐るべしを身を以て体感する。左脚だけで3キロ減!その重さに慄く。辛いわけだね」と書き出し、「下肢リンパ浮腫で大事なのは早期治療だよ!早期発見早期治療!子宮がんリンパ廓清術と放射線治療受けたら気をつけて」と呼びかけた。


続く投稿では「発症当時は治療にありつけなかったり高額で諦めたり。浮腫だと告白すれば気遣いからか就労が細くなる。自暴自棄にもういっかーと諦め気味は悪化するばかり」と治療を取り巻く現状を説明。「もし下肢リンパ浮腫になっても諦めず治療に向き合える世の中であってほしい。何よりこの症状が正しく認知される事。就労先や周囲の理解も。医療技術や治療が最新にアップデートされる事も。そして早期発見治療」と訴えるとともに、「私はレベル5で繊維化酷くOP大変だったが完遂。しかし癌後遺症にこんなに付き合うとは…」とつづった。


洞口は2004年、子宮頸(けい)がんと診断され、子宮と卵巣を全摘出する手術を受けた。2019年にはテレビ番組で「リンパ浮腫」を発症して闘病していることを明かし、23年4月にも体調を崩し入院。点滴治療などを受け退院した際にはXに「退院しました。血液培養検査も陰性。数値も基準値入り。抗生剤投与は続きますが自宅療養しつつ仕事もゆるり復帰します。秋の新作映画公開のお知らせもあり福々しいうりずんの頃であります」と、笑顔の写真を投稿していた。

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