ムロツヨシ「ズブズブの関係」「５年後の大河の主演頑張ります」正月ドラマ会見で“らしさ”全開

俳優細田佳央太（23）とムロツヨシ（49）が3日、都内のNHKで、ダブル主演する東野圭吾スペシャルドラマ「雪煙チェイス」（26年1月2日から2夜連続放送）の完成会見に出席した。

広大なスキー場を舞台に、殺人の冤罪（えんざい）をかけられた大学生・脇坂竜実（細田）と所轄の刑事・小杉敦彦（ムロ）が繰り広げるノンストップ・サスペンスエンターテインメント。長野・野沢温泉村でロケを行った。

ムロは「わたくし、野沢温泉村とズブズブの関係でして。それをフルに使って、お酒飲んだりお肉を食べたり、楽しい時間でした」と回顧。東野作品への出演は2作目で「前作は映画だったんですが、まだ知名度のない私を優しく迎えてくださり、村の方たちにかなりよくしていただいた。2回目で仲良くなったこともあって『本日ズブズブOKです！』っていうお店がたくさんあった」と、若い出演者やスタッフに夕食をごちそうしていたという。

細田との共演は23年の同局大河ドラマ「どうする家康」以来となった。今作では新雪の中、細田を追うシーンがあり「雪がふかふかで見た目以上につらいのに、監督が異常なまでにカットをかけない。どのカットも非常にきつかった」とぼやいた。撮影後は服を脱いで涼むほどだったという。

来年1月に50歳を迎える。抱負と年末の予定を聞かれると「今のところ、紅白（のオファー）はきておりません！大河ドラマもきておりません！」とNHKにチクリ。「5年後の大河の主演が来年、発表できればいいなと思っております。目標にするのは自由ですからね！松坂桃李さん以降はまだ発表されておりませんので、全部自分だと思ってます。5年後の大河の主演、頑張ります！」と笑わせた。