小林利徠斗のスーパーフォーミュラ鈴鹿合同／ルーキーテストへの参加が決定

　全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション（JRP）は12月3日、三重県の鈴鹿サーキットで12月10〜12日に行われる合同／ルーキーテストに、小林利徠斗が参加すると公式SNS上で発表した。

　例年12月に設定されるこの3日間のテストは、翌シーズンに向けたドライバーや下位カテゴリーで成績を残した若手、そして海外からのドライバーを起用するなど、各チームに新たな動きが見られる場ともなっている。

　小林は2024年12月の同テストで、初めてスーパーフォーミュラのマシンをドライブ。2025年は第3・4戦モビリティリゾートもてぎにオリバー・ラスムッセンの代役としてITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPULから参戦し実戦デビューを飾っているほか、6月上旬の富士スピードウェイでの公式テストには、Kids com Team KCMGから出走している。

　2025年は全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権でランキング3位、そしてスーパーGTのGT300クラスでも最終戦までタイトルを争ってランキング3位を得るなど、そのポテンシャルを見せてきた小林にとっては、スーパーフォーミュラへのステップアップとレギュラー参戦を見据えた実践的なテストという位置付けになりそうだ。

　なお、小林のスーパーフォーミュラ決勝出走経験は前述のもてぎでの2戦となるため、テスト3日目のルーキー限定セッションにも出走が可能となる（※ルーキー：決勝レース出走経験が4戦未満）

　小林は同日明らかにされた小山美姫に続き、ふたり目のテスト参加ドライバー発表となった。なお、乗車チームなどは現時点では明らかにされておらず、シリーズのSNS投稿では12月5日以降に詳細を発表するとしている。

[オートスポーツweb 2025年12月03日]