2025年12月3日に公開された新型コンパクトSUV『ニッサン・カイト』 日産自動車は12月3日、新型SUVモデル『KAIT(カイト)』をブラジル・サンパウロで初公開した。
ニッサン・カイトは、全長4.30m、全幅1.76m、ホイールベース2.62m、そして432リットルのトランク容量を備える新型コンパクトSUVだ。ラテンアメリカ市場向けとなるこのクルマは、同じくコンパクトSUVの『KICKS(キックス)』『MAGNITE(マグナイト)』と並び、同地域における重要なモデルに位置づけられている。
ニッサンはこの新型車について、「SUVらしい豊かなデザイン、広々とした空間、先進技術、そして実績ある信頼性の高いパワートレインを備えた、モダンで安全性が高く、充実した装備を求めるお客さまに向けたモデル」としている。
カイトは、ブラジルのレゼンデ工場で生産され、今後20カ国以上に投入される予定だ。
「『カイト』は、ニッサンのグローバルなSUV開発の経験をもとに、ラテンアメリカの消費者ニーズに応えるソリューションを統合したSUVで、成長が著しく、競争も激しいセグメントにおいて、当社の存在感を強化するものです」と語るのは、ローンチイベントに出席したラテンアメリカ地域の責任者を務めるギー・ロドリゲス氏。
「ブラジルおよびラテンアメリカがこのモデルを最初に製造・販売できるマーケットであることを誇りに思います。そして、当社のベストセラープラットフォームから受け継いだ堅牢性、信頼性、品質によって、この地域のお客様に必ず受け入れられると確信しています」
[オートスポーツweb 2025年12月04日]