写真 今年4月にグラビアデビューしてから、Hカップの圧倒的プロポーションを武器にグラビア界を席巻している新田妃奈。彼女がグラビア掲載誌やDVDなどのお渡しイベントを開催するとチケットが完売することから、“令和1エロい完売クイーン”と評される。実は中学から大学まで女子校育ち。白百合女子大学在学中に出場した大学生ミスコンテスト「MISS CIRCLE CONTEST 2021」で準グランプリに輝いたことのある才媛だ。そんな彼女が週刊SPA!のサブスク「MySPA!」のグラビア企画「美女検索(びじょサーチ)」に初登場。インタビューでは、彼女が“エロい”グラビアを追い求める理由や、お嬢さまのイメージからかけ離れたプライベートの息抜きまでぶっちゃけてもらった。
――今の事務所に入ったのは1年前。最初の仕事がプールでの撮影会だったそうですね。
新田:はい。宣伝素材もない頃だったんですけど、事務所の方から「出てみる?」と聞かれて。芸能を始める前に「スタイルいいね」と褒めてもらえることがあったので、「いつかそういう仕事ができたらいいな」って漠然と思ってはいたんですけど、カメラを構えたお客さんに水着姿を見られるのは恥ずかしかったです。それでも無名の私に3〜4人の方がついてくださって綺麗に撮ってもらえて、「私にも少しは魅力があるのかな。続けてみたい」って自信にもなりました。
――そして今年4月に商業誌からグラビアのオファーがきて、プロのカメラマンに撮ってもらった感想は?
新田:自分ってこんな表情するんだって驚きました。それに撮影現場は2〜3人でやると思ってたら、カメラマンさん以外にスタイリストさんやヘアメイクさん、編集の方も2人来ていて総勢で8人ぐらいいたんですよ。あとは、「こんなに布の面積が少ないものはどこで売ってるんだろう」っていうぐらいの水着やランジェリーも初めて見ました(笑)
――初めてのグラビア経験で、また気持ちは変わりましたかね。
新田:変わりましたね! 男性と女性でこんなに見る目線が違うんだっていう驚きもありました。女性は顔が盛れているかとか、そういうところを気にするけど、男性はエロいかどうかで見てるんだって(笑)。グラビアは掲載前に知り合いにも見てもらって、意見をもらったりするんですよ。女の子は顔が可愛いものとか画角が綺麗なものを選ぶけど、男の人は「この部分がチラ見えしていてエロい」とか「この太ももがエロい」っていう理由で選ぶから。生物的にこんなにも違うんだと思って勉強になりました。
――その驚きは10年間女子校で育ってきたことも関係してますかね。
新田:たしかに、それもあるのかもしれないです。
―― “令和1エロい完売クイーン”というキャッチフレーズはどう感じている?
新田:世の中的にはコンプライアンスが厳しくなっているなかで、私は変わっているのかもしれないけど、「もっとさらけ出したほうがいいのかな?」って思っちゃうんですよ。今はグラドルの子も多いから、自分が売れるためには個性も必要じゃないですか。それが私は、男性の五感に刺さるようなエロいグラビアをすることかなって思っているので。それにエロを求められることも嫌ではないから、ポーズの際どさとか、衣装の面積が大きいと逆に不安になるときがあります(笑)。
――グラビアデビューから半年足らずで体だけでなく、思考もグラビア仕様に。
新田:だって、ファンの人が見たときに普通だったら何のインパクトも残らないじゃないですか。がっかりさせたくない。私の需要はどこにあるっていうことを考えちゃう。最初は不安もありましたけど、自分にできることはやっていたらグラビアのお仕事が広がっていった感じはあるので嬉しいですね。
――グラビアに関して自分ルールはあるんですか?
新田:過激の限度は決めていて、18禁にはならないとかヌードにはならないとか。とはいえ、表現できる範囲の限界は攻めていきたいですし、出し惜しみはしたくないです。
――そして、今回の「美女検索」でもグラビアを披露していただきました! 1か月目は「密会」、2か月目は「水も滴るいい女」というイメージで構成しています。
新田:今までグラビアだとピンクとか白とかの清楚系な感じが多かったので、ワインレッドのランジェリーでセクシーな感じに挑戦したのは初めてかもしれない。和室のシチュエーションも新鮮でした。髪の色を暗くしたんですけど、清楚な見た目で中身は大胆な感じが、とてもえっちです(笑)
――今回のグラビアはこんな感じでいこうっていうのはあったんですか。
新田:グラビアの仕事が決まったら周りの男友達とかにいうんですけど、今までは「へ〜、そうなんだ」ぐらいの反応だったんですけど、SPA!の名前を出したら驚く人が多かったです。なかでも50代のおじさんの友達は、「男のバイブルだ!」って力説してました(笑)。
――となると、カメラの向こう側にはおじさんをイメージして。
新田:そうですね。おじさんってグラビア好きだから、清純派だけだとインパクトに欠けるじゃないですか。あと、中年世代っておしり好きな人も多くないですか? 大きいおっぱいも好きだけど、おしりの魅力にも気づいてくれるというか。
――新田さん的には自分のHカップはどういう認識なんですか?
新田:正直そこまで特別なものだと思っていなかったという、グラビアとか撮影会とかに行くと、IカップとかJカップもいるから。最近少し太っちゃって、グラビアを始める前だったら嫌だったんですけど、今はその分、おっぱいもランクアップしてそうなので嬉しさのほうが大きいかもしれない。
――さきほど胸以外におしりを挙げてもらいましたけど、自信のあるパーツ?
新田:おしりの形が綺麗って言ってもらえることが多いんです。SNSだと胸よりもおしりでバズることのほうが多いかも。ジムに通っていた頃は下半身を重点的に鍛えていたので、
友達から洋服を借りるとおしりが入らないぐらい大きいんですよ。グラビアをやっていくうえで全身を武器にしたいので、おっぱいもおしりも注目してほしいです。
――2か月目は川やプールなど雰囲気がガラッと変わっていますね。
新田:ゴールドの水着も初めてだったんですが、M字開脚のポーズをしているカットは男の人は絶対好きですよね?(笑)。プールのほうは胸がこぼれ落ちそうな形の水着で、水中から撮影されるのも初めてだったから楽しかったです。
――SPA!で挑戦してみたいグラビアはありますか?
新田:グラビアン魂に出たいです! SPA!ってどういう雑誌なんだろうと思って情報収集しているなかで、「グラビアン魂は俺の青春だ!」と言ってる親戚のおじ様がいたので(笑)。次回は、もっと面積の小さい水着で攻めたグラビアをやってみたいです。
――いつかは紙の写真集を出すことが目標だと伺いました。
新田:そうですね、雑誌の表紙とか紙の写真集、自分の名刺代わりになるものを出したいですね。なので、令和1エロい完売クイーンの肩書きに負けないように、1つ1つのグラビアを大事にしたい。結果を求められるのはプレッシャーもありますけど、その覚悟は持って活動していきたいですね。
取材・文/吉岡 俊 撮影/武田敏将