明日5日にかけて再び雪のピーク 日本海側でさらに積雪増 7日は西日本で春の陽気

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2025年12月04日 16:46  日本気象協会

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日本気象協会

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5日(金)の午前中にかけて、北日本と東日本の日本海側で大雪警報が発表されるような、雪の降り方になる所がありそうです。晴れる太平洋側も厳しい寒さが続きます。寒さが和らぐのは、7日(日)になるでしょう。西日本では小春日和になる所がありそうです。

今夜4日(木)から明日5日(金) 再び雪が強まる

上空に流れ込んでいる寒気が居座り、明日5日(金)にかけて、2回目の雪のピークになりそうです。ただ寒気の範囲が北上するため雪の範囲は、今日4日(木)の朝にかけての1回目のピークより狭く、北海道と東北、北陸が中心になるでしょう。関東甲信の山沿いでも、雪になる所がありそうです。中国地方と四国は雨で、雪が降るのは山がメインになるでしょう。

明日5日(金)の日中は、東北は次第に雪がやみそうです。北陸は日本海の低気圧の影響で、雪雲が発達しやすい状況が続きます。雪の降り方が強まりドカ雪になる所があるでしょう。雪がやむのは夜になってからになりそうです。

多い所で24時間に50センチ以上の雪が降り、新潟や山形などで警報が発表される可能性があります。積雪による、なだれに注意が必要です。路面状況の悪化による交通事故にもお気をつけください。また、北海道の日本海側では、風で雪が舞い、視界が悪くなる事もありますので十分注意してください。

一方、太平洋側は広く冬晴れ。昼間も冬の寒さが続くでしょう。

6日(土)7日(日)は穏やかに晴れ 7日(日)は寒さが和らぐ

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明後日6日(土)は北海道と東北北部では雨や雪が降る所がありそうです。一方、関東から九州は、高気圧に覆われて晴れるでしょう。寒気の影響が残るため、晴れる所も厳しい寒さが続きます。東京、名古屋、大阪は13℃の予想。昼間も空気が冷たく、厚手のコートやマフラーなどがあるとよいでしょう。

7日(日)は全国的に晴れます。風も穏やかでしょう。寒気が抜けて、寒さが和らぎます。雪が多く積もっている所では、なだれにご注意ください。
関東から九州では、日差しがぽかぽかと感じられるでしょう。特に九州では20℃を超える所があり「小春日和」になりそうです。

冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

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この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3) 時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4) 時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5) こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

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