北海道 12月の気温は平年より高めだが、中旬は厳しい寒さの日も

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2025年12月04日 17:00  日本気象協会

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日本気象協会

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北海道の向こう1か月は、気温は平年より高い見込みです。しかし、気温が高めとなるのは12月上旬のうちで、中旬になると厳しい寒さとなる日があり、数日の周期で気温が大きく変動しそうです。降水量はほぼ平年並みで、日本海側とオホーツク海側は平年と同様に曇りや雪の日が多く、太平洋側は平年と同様に晴れる日が多いでしょう。

1週目 12月6日〜12月12日 一時的に気温が高くなり、雨やミゾレとなる日も

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北海道付近はたびたび気圧の谷が通過する影響で、日本海側を中心に雪や雨の降る日が多くなります。また、暖かい空気が流れ込みやすくなります。7日(日)は11月中旬並みの気温となり、最高気温は5度以上の所が多く、道南方面で10度以上となる所があるでしょう。気温の高い状態は8日(月)まで続きますが、9日(火)以降は平年並みの寒さに戻る見込みです。道路に積もった雪がとけて、大きなわだちができたり、再び凍り付いて、ザクザクやツルツルの路面となったり、路面状況が大きく変わりそうです。

2週目 12月13日〜12月19日 厳しい寒さや局地的な大雪も

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冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込む日があるでしょう。気温は平年並みか低くなる見込みです。日本海側とオホーツク海側は平年と同様に曇りや雪の日が多く、太平洋側は晴れる日が多くなるでしょう。局地的な大雪やふぶきなどに注意が必要となります。万が一、車で立往生した場合に備えて、車内にはスコップやけん引ロープなどを常備しておきましょう。また、車で移動する際は軽い服装で出かけることがあるため、車内には厚手の上着や手袋なども備えておくと安心です。

3〜4週目 12月20日〜1月2日 事前に天気や交通情報のチェックを

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数日の周期で冬型の気圧配置となり、日本海側やオホーツク海側では平年と同様に雪が降る見込みです。太平洋側は冬晴れとなる日が多いでしょう。気温はほぼ平年並みの見込みです。年末年始は帰省などで外出する機会が多くなります。天気が荒れた時には交通機関への影響が出るおそれがあるため、事前の確認をしておくと安心です。

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