玉山鉄二&大橋和也『緊急取調室』に参戦 警察学校のカリスマ教官&生徒を熱演「出演が決まった時は怖くて怖くて…」

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2025年12月05日 00:10  クランクイン!

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ドラマ『緊急取調室』(左から)天海祐希、玉山鉄二、大橋和也 (C)テレビ朝日
 天海祐希主演ドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)では、12月11日から2週連続でラストエピソードが描かれる。キントリが挑むのは、警察学校の射撃訓練中に発生した拳銃暴発事件。ゲスト出演として、訓練を指導していた教官役を玉山鉄二、同期生に向けて発砲した学生役を大橋和也(なにわ男子)が演じる。

【写真】天海祐希主演『緊急取調室』、桃井かおり出演の伝説回ふたたび

 天海演じるたたき上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる本作。12年の歴史を誇るシリーズが、ついに完結へ。最新作となる連続ドラマ・第5シーズンでは、有希子ら鉄壁の取り調べチーム=“キントリ”が久々に再結成。12月26日公開のシリーズ完結編『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』とも連動するエピソードも交えながら、シリーズ史上最強の被疑者たちに立ち向かってきた。そんな第5シーズンが、来週12月11日から《最終章》へ突入する。

 これまで『BOSS』シリーズ(2009、2011年)など、数多くの作品で天海と共演し、公私ともに懇意にしている玉山が、今回は取調室で天海と激突。壮絶な対峙(たいじ)を繰り広げる。

 玉山が演じるのは、警察学校のカリスマ教官・滝川隆博。警察の未来を担う学生たちを、日々命がけで指導するカリスマ的な存在だ。その信念は決してぶれることなく、教え子たちからも尊敬されており、教官として一見非の打ち所がない滝川。ところが、自らが指導する学生が起こした拳銃暴発事件を機に、滝川教場の闇が徐々にあらわになっていき…?

 出演が決まった当時の心境について「怖くて怖くて…! 台本を黙読していても、頭の中でセリフを何度も噛むくらい、ビクビクしていました」と打ち明け、「大きくのしかかる責任感、緊張感と闘いながら現場に挑んだ」と力を込める玉山。彼をもっともひるませたのは、天海との緊迫感あふれる取り調べシーン。「劇中で僕はふてぶてしく威圧感を漂わせながら、天海さんに立ち向かっていくのですが、セリフを被せたり、声を張ったりしようとすると、遺伝子レベルで一瞬戸惑ってしまう(笑)。何度もかかりそうになるブレーキを打ち破りながらのお芝居でした」と、興奮まじりに振り返る。

 一方、玉山との再共演に、天海も感無量。「ガッツリとお芝居を交わすのは『女信長』(2013年)以来12年ぶり。年々成長されている玉山さんと、目の前でやり合えて、ありがたかったです。良い役者さんになられたなぁと、どこか母親のような気持ちにもなりつつ、素敵な刺激をいただきました」と、すがすがしい笑顔を浮かべた。

 かたや、天海とは映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(2024年)で共演、今回、念願のドラマ初共演を果たす大橋が演じるのは、拳銃暴発事件を起こして同期生を負傷させ、被疑者となった滝川教場の学生・宮本健太郎。はたして過失か、故意の殺人未遂事件か―。真相に迫ろうとするキントリの取り調べに対し、黙秘を続けるも、突如として故意の発砲だったと認める宮本。しかし、動機についてはがんとして語ろうとせず、有希子らをどこまでもほんろうしていく。

 「12年続くドラマの最終エピソードのゲストということで、僕でいいのかな…と思う半面、天海さんとまた会えるのがすごく楽しみでした。実際にお会いできた時はもうテンションが上がって、ハグしました!」と、声を弾ませる大橋。しかも、今回は警察学校の学生役にも初挑戦ということで、気合も十分。ライトブラウンだった髪も黒く染め、すっきりした短髪スタイルに。さらに、「警察学校の参考動画を見ながら、敬礼の練習をしたり、動きを研究しました」と役作りについても明かす。

 「今回は初めて尽くしの役。拳銃も初めて撃ったので、そのシーンにも注目していただきたいです。ぜひ新たな大橋和也を見ていただけたら」と視聴者に呼びかける大橋。いつもの元気な素顔を封印して挑んだ取り調べシーンも含め、大橋が果敢に新境地を開拓した。

 ドラマ『緊急取調室』は、テレビ朝日系にて毎週木曜21時放送。

※玉山鉄二、大橋和也のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■玉山鉄二(滝川隆博・役)

 出演が決まった時は怖くて怖くて…! 台本を黙読していても、頭の中でセリフを何度も噛むくらい、ビクビクしていました。そんな中、役のイメージに関してはすぐに自分の中でピタッとハマったので、そこに向かって突っ走ることができました。

 最初に取調室に入った時は、段取りの時点から呼吸が荒くなって、過呼吸気味になりました。天海(祐希)さんとは何度も共演していますが、ガッツリとお芝居を交わすのは『女信長』(2013年)以来12年ぶりなので、緊張しました。劇中で僕はふてぶてしく威圧感を漂わせながら、天海さんに立ち向かっていくのですが、セリフを被せたり、声を張ったりしようとすると、遺伝子レベルで一瞬戸惑ってしまう(笑)。何度もかかりそうになるブレーキを打ち破りながらのお芝居でした。

 今回はドラマシリーズの最後を締めくくるゲストとして出演させていただくのですが、大きくのしかかる責任感、緊張感と闘いながら現場に挑んだつもりです。ぜひご覧ください。

■大橋和也(宮本健太郎・役)

 出演が決まった時は「え? あのキントリ!?」と驚きました。12年続くドラマの最終エピソードのゲストということで、僕でいいのかな…と思う半面、天海(祐希)さんとまた会えるのがすごく楽しみでした。実際にお会いできた時はもうテンションが上がって、ハグしました!

 実は今回、天海さんと最初にご挨拶した時は衣装合わせの日で、まだ髪を切る前だったんです。でも、今回は警察学校の学生役。天海さんに「今から黒に染めて切ってきますわ!」と言ったら、「バッサリいきなよー」と言っていただいて。その後、ビフォーアフターの写真を送ったら、「好青年感が出て、めちゃくちゃいいわよ。会えるのを楽しみにしてるね」と言っていただけて、うれしかったです。

 また、事前にスタッフさんから警察学校の参考動画をいっぱい送っていただいたので、それを見ながら敬礼の練習をしたり、動きを研究しました。実際に演じる時も、ちょっと大げさかもしれないなっていうくらい、とにかく一つ一つの動きをテキパキするよう心がけました。

 今回は初めて尽くしの役。拳銃も初めて撃ったので、そのシーンにも注目していただきたいです。ぜひ新たな大橋和也を見ていただけたらなと思います。
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