ゆりやんレトリィバァ、涙の主演女優賞「アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード2025」Netflix作品が3冠

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2025年12月05日 09:56  オリコンニュース

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「アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード2025」で最優秀主演女優賞(『極悪女王』)を受賞したゆりやんレトリィバァ
 アジア17の国と地域の優れた映像作品を表彰する「アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード2025」(AACTA)の授賞式が日本時間4日、シンガポールで開催され、日本発のNetflix作品が計3部門で受賞した。昨年9月に配信スタートした『極悪女王』からゆりやんレトリィバァが最優秀主演女優賞を、白石和彌監督が最優秀監督賞を受賞。今年7月に配信スタートした『My Melody & Kuromi』が最優秀アニメーション賞を受賞した。

【画像】最優秀アニメーション賞を受賞した見里朝希監督

 2018年に始まった同アワードは、アジアの17の国・地域の映画、テレビ業界の優秀な作品を表彰するアジア最大級の国際賞。これまでにもNetflix作品からは、『愛の不時着』(20年)、『ザ・グローリー』(23年)、『浅草キッド』(21年)、『シティーハンター』(24年)などが主要部門を受賞しており、国際的な評価の指標として注目を集めている。

 8回目となる今年は、Netflix映画『新幹線大爆破』、Netflixシリーズ『極悪女王』、Netflixシリーズ『My Melody & Kuromi』がさまざまな部門でノミネートされた。

 授賞セレモニーには、『極悪女王』からゆりやん、唐田えりか、編集の加藤ひとみ・脇本一美、プロデューサーの長谷川晴彦らスタッフ陣が出席。ゆりやんは最優秀主演女優賞に選ばれ、ステージに立つと感極まって大粒の涙を流した。涙をぬぐいながら「本当にありがとうございます。本当にありがとう。ここにいられて本当に光栄です。そして…私たちは…私たちは“演技”をしていたのではありません。私たちはただ、カメラの前で“生きて”いました」と語り、撮影現場での思いを振り返った。

 さらに白石監督、共同監督の茂木克仁氏、脚本家の池上純哉氏・鈴木おさむ氏、長谷川プロデューサー、編集の加藤氏、脇本氏、共演の唐田ら関係者一人ひとりの名前を挙げて感謝を述べ、「ありがとうダンプ松本さん、ありがとう長与千種さん。そしてNetflixと、世界中の全ての人に感謝します」と締めくくった。最後はNetflix起動音の“音真似”で笑いを誘い、ゆりやんらしさあふれるユーモアを交えたスピーチで会場を沸かせた。

 最優秀アニメーション賞を受賞した『My Melody & Kuromi』から見里朝希監督が登壇。「マイメロディのデビュー50周年、クロミのデビュー20周年という記念すべき年に、このような賞をいただけて大変光栄です。この賞をきっかけに、日本のストップモーションアニメーションがさらに世界で評価されるようになるとうれしいです」と喜びを語った。

 受賞は逃したものの、Netflix映画『新幹線大爆破』は作品賞、撮影賞、主演男優賞、サウンドデザイン賞の4部門にノミネートされ、樋口真嗣監督が現地でレッドカーペットと授賞式に参加した。

 日本発のNetflix作品から、シリーズ部門とアニメーション部門で同時受賞を果たし、作品ジャンルの多様性と制作レベルの高さを証明する結果となった。

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  • おめでとうございます!『極悪女王』めっちゃ見応えありました。そしてゆりやんと唐田えりかも素晴しかった!!ダンプ松本の事を改めて尊敬しました。
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