今回の組織改正では、各部門で細分化した部署を統合。サステナビリティ部門の統合のため、全社戦略を推進する経営革新部の傘下に「サステナビリティ戦略推進室」を設けた。配下には「DE&Iグループ」を置き、サステナビリティ戦略の柱である社会課題・環境課題の解決に注力。これに伴い、「サステナビリティ戦略推進部」「DE&I部」は解消する。また、クリエイティブ分野を統括する「アート＆クリエイション本部」を新たに創設。「ビューティークリエイションセンター」「資生堂クリエイティブ」「アート＆ヘリテージ部」のクリエイティブ機能を統合する。
そのほか、6部署にまたがっていたデジタル・IT機能を集約するため「グローバルデジタル本部」を新設。全世界の拠点の基幹システムを標準化するプロジェクト「FOCUS」の完了に伴い、グローバルビジネスプロセスのガバナンス強化を推進する「グローバルビジネスエンゲージメント部」と、エンタープライズアプリケーション領域におけるITプラットフォームの標準化・統一化を推進する「グローバルエンタープライズアプリケーション部」を立ち上げる。さらに、デジタルトランスフォーメーションオフィスは「グローバルデジタルプラットフォーム部」に刷新。社内デジタルケイパビリティ向上と、コンシューマーデジタルトランスフォーメーションを担う。
▽新人事は下記の通り
・長谷直子 リスクマネジメント部長（現GTC戦略推進グループマネージャー）・山本真希 秘書・渉外部長（同DE&I戦略推進部長）・安田篤史 グローバルビジネスエンゲージメント部長（同ビジネストランスフォーメーション部長）・ソマスンダラム・ヴェンカテッシュ グローバルデジタル本部グローバルエンタープライズアプリケーション部長（同グローバルエンタープライズソリューションデリバリ室長）・幹田裕己 グローバルデジタル本部グローバルデジタルストラテジー＆ガバナンス部長（同グローバルITガバナンス部長）・櫻井佳子 グローバルデジタル本部グローバルデジタルプラットフォーム部長（同資生堂インタラクティブビューティーIT本部 デジタルイノベーション部長）・倉橋琢磨 ブランド価値開発研究所グローバルプロダクト価値開発センター長（同ブランド価値開発研究所グローバルブランド価値開発センター ダイバースブランドR&D室長）・三浦遊 アート＆クリエイション本部クリエイション部長（同資生堂中国投資有限公司クリエイティブ部長）
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