

私が注意したくらいで終わる関係性なら、いつかは終わってしまうはず。そう思い、私はママ友グループを抜ける覚悟もしていました。けれどずっと静観していたユキナさんは「私はチナツさんよりサオリさんの味方」と言ってきたのです。


ユキナさんちはひとりっ子。小1の娘のチャイルドシートをチナツさんちの3歳の下の子に使わせるかたちで、ちょくちょく家まで送ってあげていたというのです。明らかに車を出すことを当てにされて悩んでいたということでした。


私に注意されることが気に食わなかったチナツさんは、レイカさんとユキナさんに泣きついてきたそうです。きっとなぐさめてもらうことを期待していたのでしょう。けれどユキナさんは塩対応。レイカさんにいたっては、私以上にズバッと切って捨てたそうです。私が思っていたことは、結局ほかの2人も感じていたようで……。
「子どものため」と思いながら、ガマンして関係を続けていた私たち。けれど小学生になった子どもたちは、もう親がお膳立てしなくたって自分で付き合う相手を選ぶでしょう。ママ友4人グループは、こうして解散になったのでした。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子
|
|
|
|
