
Q:年収160万円程度で厚生年金に3年間加入した場合、将来の年金にどんな影響がありますか?
「63歳の女性です。今後、数年間だけ厚生年金に入るかもしれません。年収160万円程度で3年間加入した場合、将来の年金にどんな影響がありますか?」(えりいさん)A:1カ月当たり約2302円(年額約2万7622円)年金を多く受け取れるようになります
今回は、質問者「えりい」さんが、年収160万円(月額約13万3000円、賞与なし)で、厚生年金保険に3年間(36カ月)加入した場合、将来、どれくらい老齢厚生年金受給額(報酬比例部分)が多くなるのか計算してみたいと思います。下記の計算式を使って算出します。
計算式(※従前額保障で、2003年4月以降の計算式を使います)
2003年(平成15年)4月からの期間の平均標準報酬額(月給+賞与など)×5.769/1000×2003年(平成15年)4月以降の厚生年金保険加入期間では、「えりい」さんの老齢厚生年金がどれくらい増えるのか計算をしてみます。
13万3000円×5.769/1000×36カ月≒2万7622円(年額)
年額2万7622円の年金額は端数処理等され、月額にすると2301.8円。つまり1カ月当たり約2302円、年額約2万7622円の年金を多く受け取れるようになります。
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都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)
