
STARTO ENTERTAINMENTの東西ジュニアタレント27人が出演する公演「ジュニア Showcase 2025 新星 −SHINSEI−」が9日、東京グローブ座で開幕した。
同公演は、SUPER EIGHTの大倉忠義(40)が代表取締役社長を務める株式会社「J−pop Legacy」が初めて企画とプロデュースを担当。5月にSTARTO社からプロデュース業務の一部を委託後、初めて関東ジュニア出演のステージを大倉が手がけた。
平均年齢16・2歳。27人の新星たちが、未来へ向けて輝きを放った。公演では、事務所に受け継がれてきた名曲26曲をみずみずしくパフォーマンス。少年隊の「仮面舞踏会」では、阿達慶(20)らが本家の衣装を着用。ステージ後方に本家の映像を流しながら踊り、歴史を背負う覚悟がにじんだ。阿達は「(衣装は)軽い素材なのに重いというか歴史が詰まっている」、渡邉大我(17)は「プレッシャー、重み、緊張感を持って披露できるように毎日公演頑張りたい」と背筋を正した。
普段はグループに属さず個々で活動する27人。年代もバラバラだが、意思を継ぐもの同士。共鳴し合う、一体感あるステージに大倉は「フレッシュで胸いっぱいになりました」と目を細めた。「自分たちも入った時に少年隊さんのダンスや舞台を見て勉強させていただいた記憶が強い。そこから始まるストーリーができないかな、というところでみんなに頑張ってもらいました」と筋立てを説明。公演では、殺陣や中国武術といった引き出しの多さも遺憾なく発揮。「すごく達者。ダンスもそうだし、パフォーマンスのレベルが違うのかなと」と舌を巻いたが、「気持ちの部分では俺たちのが負けてなかったですね」としっかりハッパを掛ける一幕も。竹村実悟(20)が「俺たちもめちゃくちゃ(気持ちが)出てます。湯気出ているくらい!」と訴えると、大倉は喜々として爆笑。阿達は「事務所の未来を感じていただけるように。でも、先輩方が紡いできた伝統をしっかり受け継いで、26公演駆け抜けていきたいと思います」と誓った。
○…timeleszの新メンバーオーディションに参加し、ファイナリストに残った浅井乃我(18)が、STARTO社のジュニアとして10月に入所した。同公演にも出演し、SMAPの「SHAKE」では武器の高いダンススキルを披露。大倉は浅井と面談し「『ジュニアで一から頑張りたい』という思いを聞きました」と明かした。浅井について「やっぱり魅力のある人。乃我くんが初めて合流する時は、みんなすごいギラギラしていたみたいで。彼らにとっても、すごく刺激になっている存在」と化学反応に期待した。竹村は「最初はちょっと戸惑った部分や『ん?』っていう気持ちもあった」とも吐露。今ではポジティブな刺激を受けており「(稽古)後半は、浅井君が僕たちが他のことをやっていても、ひとりだけイヤホンをつけてダンスを練習していて。そこで、ちょっと敵対心を持っていたのも和らいで今はみんなで楽屋でわちゃわちゃおしゃべりしています」と距離を縮めている。千井野空翔(18)は「仲間意識はある中で、僕たちはやっぱりライバルということを改めて認識させてもらった」と表情を引き締めた。
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<出演者>阿達慶、千井野空翔。竹村実悟、鍋田大成、末永光、渡邉大我、野田開仁、田仲陽成、羽村仁成、松浦銀志、宮岡大愛、山岸想、善如寺來、平田光寛、高橋奏琉、鈴木瑛朝、渡辺惟良、関翔馬、小久保向一朗、堀口由翔、岸蒼太、馬場律樹、横田大都、宮部敬太、宮部聡太、新宮楓真
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