NY円、156円台後半
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2025年12月10日 08:01 時事通信社

【ニューヨーク時事】9日のニューヨーク外国為替市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定待ちとなる中、米雇用関連指標の発表を受け円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=156円台後半に下落した。午後5時現在は156円84〜94銭と、前日同時刻比95銭の円安・ドル高。
米労働省が朝方発表した10月の雇用動態調査(JOLTS)が底堅い内容となり、市場は統計発表直後に円売り・ドル買いで反応。円は一時156円96銭と、11月下旬以来、約2週間ぶりの安値水準まで下落した。
市場の関心は、翌10日に結果が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)に向いている。0.25%利下げは市場にほぼ織り込み済みで、来年の政策金利動向についての手掛かりを見極めたいとの思惑が広がっている。
対ユーロは1ユーロ=182円36〜46銭と、92銭の円安・ユーロ高。
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