
年収1000万円超の人材は、出社とリモートのどちらを選んでいるのか。転職支援を提供するクライス&カンパニー(東京都港区)によると、「週5日以上出社」(30%)が最多となり、オフィス回帰が鮮明になっていることが分かった。
次いで「週1〜2日出社」(26%)、「週3〜4日出社」(25%)と続き、「フルリモート」は11%にとどまった。同社によると、出社する人の割合は昨年から増え続けているという。
今後、どんな働き方を希望しているのか聞いたところ、「どちらでもいい」(51%)が最も多かった。
「リモート希望」は46%、「リモートを希望しない」は3%と、フルリモートや週5出社といった固定化よりも、「仕事に合わせて最適な働き方を選びたい」といった志向がうかがえる結果となった。
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本調査は2023年から継続しており、過去3年間の推移を見ると、企業側は国内外で進む「オフィス回帰」の流れを受け、週3日前後の出社を求めるケースが増加し、完全リモート制度を続ける企業は減少している。
一方で、高年収の人材について、同社は「成果で評価される働き方や自律的な働き方を志向し、働く場所そのものよりも仕事内容の裁量性を重視する傾向が強まっている」とコメントした。
調査は、平均年収1187万円の高年収人材210人(平均年齢37歳)を対象にインターネットで実施した。期間は10〜11月。
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