
血行促進によって疲労を回復するリカバリーウェア。リラックス時や睡眠時に着用するパジャマやアンダーウェアなどがあり、プレゼントとして検討している人もいるのではないでしょうか。妊婦さんやお子さんも使用が可能ですが、高齢の方や介護が必要な方についてはどうでしょう。株式会社MTG ReD VITALWEAR本部 PRの木皿春香さんに詳しくお聞きします。
リカバリーウェアは高齢や介護が必要な人でも使える。ただし工夫のあるものを選びたい
――リカバリーウェアは高齢の方や介護が必要な寝たきりの方でも着用ができますか?
木皿春香さん(以下、木皿さん):リカバリーウェアは年齢を問わずに着用していただけますから、高齢の方でも介護が必要な方でも活用することができます。
――高齢者や介護が必要な方ならではの注意点はありますか?
木皿さん:注意点としては、体質などにより、着用時肌に(かゆみ、かぶれなど)を起こす場合があります。異常を感じた場合は、使用を中止してください。介護が必要な方で体質上の心配がある方がはじめて着用される場合は、短い時間で着用いただき、着用しても問題がないかなど、確認いただけるとよいと思います。
また、肌が敏感だと化学繊維が苦手という方もいると思います。その場合にはオーガニックコットンなどを使用しているリカバリーウェアを活用してほしいですね。
――ReDは病院内ショップや病院の売店などでも販売されていますよね。入院用のパジャマとしても使いやすいのでしょうか?
木皿さん:ReDのボタン付きのスリープパジャマは、入院中でも快適に着用できる工夫があります。まずボックスシルエットといって、ウエストのくびれがないようなデザインを採用しているので、着心地がゆったりとしています。ダブダブのパジャマは寝返りを打つときに生地を巻き込んでしまうのですが、ReDのボタン付きのスリープパジャマは程よいゆとりになっています。
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そして入院をしている方、介護が必要な方でもボタンの付けはずしがしやすいように、直径18mmの大きなボタンを採用しています。
寝返りをしたときでもボタンが少しずれるように横向きのボタンホールになっているので、ボタンが引っかかるような違和感が軽減されるでしょう。
――スリープウェアでも、普通のTシャツのようなデザインになっているものがあります。これを日中着てもいいのでしょうか?
木皿さん:Tシャツのデザインのスリープウェアでも血行促進の仕組みは同じですから、日中でも問題なく着用できます。スリープウェアと日中用のTシャツでは、ゆったり感が違いますので、お好みで選んでいただけます。
リカバリーウェアはできるだけ24時間着用してほしい
――リカバリーウェアはどのタイミングで、何時間くらい着用するのがいいのでしょうか?
木皿さん:できるだけ長い時間着用するのがおすすめです。効果を感じられるまでの時間や日数には個人差があります。早い人なら一晩着て寝るだけで「なんだか変わった」と感じる場合もありますし、1週間経ってもなかなか効果を感じられない場合もあります。
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編集後記
リカバリーウェアは年齢を問わずに着用ができますし、状況に応じて着やすいデザインを取り入れられそうです。ReDの場合は病院内ショップや病院の売店でも販売されていますから、例えば少し体に不自由さを感じたときでも使っていけそうですね。
※取材は2025年10月に行いました。記事の内容は取材時点のものです。
取材、文・川崎さちえ 編集・ここのえ イラスト・ちょもす
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