《紀子さまとはご見解の相違も》秋篠宮さま 還暦会見で方針転換も…家族旅行の話を“極秘事項”扱いされ続けてきたワケ

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2025年12月10日 11:10  web女性自身

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秋篠宮さまが、60歳のお誕生日に際しての記者会見で、夫婦旅行について語られたことに、意表を突かれたような思いがしました」



そう語るのは皇室担当記者。



秋篠宮さまは11月25日に会見に臨まれている。その際、宮内記者会からの“紀子さまへの思い”という質問に対して、こうお話しになったのだ。



「秋に二人で日光を訪ねました。少し早い紅葉を楽しんだり、昔一緒に行った所を訪ねてみたりなどして、ゆったりとした時間を過ごしたわけですけれども……」



前出の記者が“意表を突かれた”という理由について続ける。



「秋篠宮さまは、近年はプライベートのことについてほとんど語ろうとされなかったからです。秋篠宮家の情報発信についても、私的なご旅行については、まるでトップシークレットというような扱いでした。



’19年のブータンご旅行といった外国ご訪問は別ですが、国内のご旅行に関しては、事前はもちろん、事後に発表されることもほとんどなかったのです。そうしたご姿勢は、ご静養に際しても常に日程を公表し、メディアの取材の場も設けている天皇ご一家とは対照的といえます」



宮内庁ホームページの「秋篠宮家のご日程」には、ご夫妻の日光旅行は記載されていない。



「たとえば一部週刊誌が、’23年4月に秋篠宮ご夫妻と悠仁さまが熊本県と宮崎県を旅行されたことを報じたことがありました。この記事は旅程もかなり詳細に伝えていたのです。しかしこの熊本・宮崎旅行についても事後に皇嗣職大夫が、『九州山地を巡検された』などと、ごく簡単に定例会見で明かしただけでした」(前出・皇室担当記者)



’16年12月の長崎県、’17年12月の和歌山県など、悠仁さまが小学生のころは、国内でのご旅行でもメディアによる撮影の機会が設けられることがあった。しかしなぜ、ご旅行は秋篠宮家にとって“トップシークレット扱い”となっていったのか。秋篠宮家に近い宮内庁関係者は次のように語る。



「“家族旅行については発表を控える”ということは、秋篠宮さまのご意向によるものと聞いています。理由の1つとしては、おしのびとすることで、地元警察に大がかりな警備態勢を敷かせないようにするためでしょう。



また若いころから秋篠宮さまは、皇族の自由が限られていることを悩まれていたそうです。長女・眞子さんの結婚騒動も、秋篠宮さまにとって“皇族の公と私”についてあらためて考えられる機会になったと思います。



思春期をむかえつつあった悠仁さまに、“家族旅行のときぐらいは自由を感じさせてあげたい”というお考えもあったに違いありません」





■突如方針を変更された秋篠宮さま



だが、この“家族旅行は極秘事項”という方針には、デメリットもあった。前出の宮内庁関係者が続ける。



「旅行先で悠仁さまがどのようなことを学んでいるのか、どのような人たちとふれあわれたのか、といったことを周知する機会が失われてしまうからです。



’23年の熊本・宮崎旅行は、皇嗣職大夫によれば“九州山地に暮らす人々の話を聞き、自然と人や、生き物と人との関わりを学ばれる旅”だったそうですが、写真なども公表されず、人々に感銘を与えるにはいたりませんでした。



そのことを、“悠仁の存在感を示すことができない”と、強く憂慮されていたのが紀子さまでした。しかし先日の会見で秋篠宮さまご本人が、突如その方針を変更してしまわれたのです」



秋篠宮さまとしては、夫婦の最近のエピソードとして端的に話されたに過ぎなかったのだろう。



しかし静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう話す。



「日光旅行が、ご夫妻の歴史のなかで、どのような意味を持っているかをもっと具体的に語っていただければ、開かれた皇室のイメージを強め、もっと好感を持って受け止められたに違いありません」



いわば“勝手”に方針変更をされた秋篠宮さまに、紀子さまは複雑な感情を抱かれたという。



「会見で秋篠宮さまは、悠仁さまが、つくばに泊まったときに栗ご飯やポテトサラダを作っていらっしゃるというエピソードをお話しになりました。ただこの件も具体性に欠け、SNS上では“信じられない”といった声まで上がっているのです。



紀子さまは、悠仁さまのためにタイミングや内容も精査した情報を発信することを望まれていました。そんなお立場からすれば、日光旅行にせよ、自炊生活にせよ、“事前に相談いただければ”と忸怩たるお気持ちでいらっしゃるそうです」(前出・宮内庁関係者)



妻に結婚35周年の感謝も伝えた秋篠宮さまだが、紀子さまにはどれだけ伝わったのだろうか。

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