
明日11日(木)夜から明後日12日(金)にかけて、北日本や東日本の上空には真冬並みの寒気が南下。北海道から北陸を中心に雪や風が強まり、山沿いを中心に積雪が一気に増える可能性も。大雪や猛吹雪によって車の立ち往生が発生する恐れもあるため、交通機関への影響に注意が必要です。
11日夜から12日は北日本を中心に雪や風強まる
明日11日(木)夜から明後日12日(金)にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置になり、北日本や東日本の上空には真冬並みの寒気が南下する見通しです。北海道と東北北部は断続的に雪が降るでしょう。太平洋側にも雪雲が流れ込み、平地でも積もる所がありそうです。
明後日12日(金)が寒気のピークとなり、北海道から北陸を中心に雪や風が強まるでしょう。東北南部や北陸では、13日(土)12時までの48時間に70センチを超える雪が降る所もありそうです。
12日(金)は、大雪警報の可能性(中)が北海道の石狩・空知・後志地方と青森県に発表されています。また、暴風(暴風雪)警報の可能性(中)が、北海道の石狩・空知・後志地方と渡島・檜山地方、秋田県、山形県、岩手県の沿岸北部と沿岸南部、宮城県東部、福島県の中通りと浜通り、新潟県に発表されています。
交通機関への影響は

各地、12日(金)を中心に、道路への影響が大きくなりそうです。
特に北海道や東北は猛吹雪となって、見通しが悪くなる恐れがあります。必ずスノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないように普段よりも慎重に運転してください。トンネルの出入り口などは路面が凍結しやすいため、注意が必要です。
また、道路の除雪が追いつかなくなることで、車の立ち往生が発生する恐れがあります。万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくと良いでしょう。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

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雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。

