画像提供:マイナビニュース京王電鉄は10日、初詣客の利便性向上のため、京王線(新宿〜高尾山口間)で大みそかから元日にかけて終夜運転を実施すると発表した。終夜運転にあわせ、座席指定制の臨時列車「京王ライナー迎春号」も計4本運行する。
終夜運転は12月31日深夜から1月1日早朝まで実施。新宿〜高尾山口間で各駅停車をおおむね60分間隔で運転する。井の頭線、相模原線、動物園線など他線区は終夜運転を行わない。
1月1日の明け方にかけて運行する「京王ライナー迎春号」は、新宿駅1時0分発(67号)・2時0分発(69号)・2時50分発(71号)・4時5分発(73号)の4本を設定。すべて高尾山口行で、途中の府中駅まで座席指定制のため、座席指定料金410円が必要となる。座席数は436席で、満席になり次第、販売終了。チケットは12月24日7時以降に京王チケットレスサービスで発売される。なお、京王線・井の頭線は12月30日から1月4日まで土曜・休日ダイヤで運転する
高尾山口駅で京王電鉄と接続する高尾登山電鉄は、ケーブルカーとリフトの初詣向け臨時営業を実施。ケーブルカーは12月31日17時30分に運行を一度終えた後、同日20時から1月1日18時まで運行。リフトは12月31日16時で運行を一度終えた後、1月1日の5時から17時30分まで運行する予定となっている。
京王バスも12月31日の23時前後から1月1日の1時台にかけて、調布駅北口〜深大寺間、つつじヶ丘駅北口〜深大寺間でそれぞれ初詣臨時バスを設定。おおむね京王線に合わせた間隔で運行予定とのこと。深夜バスのため、乗車の際は深夜割増運賃が適用される。(佐々木康弘)