「無駄に朝早くから在宅でPCを立ち上げ、残業代稼ぎ」 大手金融の40代男性が明かす、再雇用シニアの困った実態

0

2025年12月11日 06:10  キャリコネニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

キャリコネニュース

写真

定年後も働き続ける再雇用制度は、シニア層にとってはありがたい仕組みだ。しかし、現役世代にとっては、頭の痛い種になることも。投稿を寄せた東京都の40代男性(事務・管理)は、職場の実態を明かした。(文:長田コウ)

男性は大手信託銀行で働いている。

「元管理職の退職再雇用のシニアが増え、階級は下がるのに職責を下げられず、結果仕事の無い状態」

それにもかかわらず、シニアは「無駄に朝早くから在宅でPCを立ち上げ、残業代稼ぎ」をしているそう。

「人員の補充はされず、業務稼働のしわ寄せが現役社員へ」

かつての上司だった人が、仕事もないのに早朝からパソコンを開き、残業代を積み上げていることを知ったら、真面目に働いている側はたまったものではない。

さらにたちが悪いのは、彼らの存在が組織の足かせになっていることだ。

「自担当の頭数にはカウントされるため、人員の補充はされず、業務稼働のしわ寄せが現役社員へくる」

働かないシニアで席が埋まっているせいで、若手や中堅の補充ができないようだ。その結果、実務の負担はすべて現役世代にのしかかってくる。

業務量が増えても、それが正当に報われるならまだ救いはある。しかし、男性の職場はそうではないようだ。

「人事評価では業務量は勘案されないため、激務かつ評価は変わらないという悪循環」

シニアの尻拭いで激務をこなしても評価されず、一方でシニアは楽をして残業代を稼ぐ。この構造が変わらない限り、現役社員たちのモチベーションは下がる一方だろう。

※キャリコネニュースでは「『この会社ダメだな』と思った瞬間」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/QHFJS7UY

    前日のランキングへ

    ニュース設定