被爆ピアノを演奏する佐藤ひらり全盲のシンガー・ソングライター佐藤ひらり(24)が10日、東京・荏原文化センターで行われた「平和の集い」でライブを行った。
同イベントのために、80年前の原爆投下時に被爆したピアノを広島から運んできた。「千羽鶴」「Believe」などを弾き語りして「この被爆したピアノで歌を歌える機会に感謝。そして皆さんに聞いていただけることに感謝です」。21年開催の「東京2020パラリンピック」開会式で「君が代」を独唱して世界デビューした歌姫。透明感ある4オクターブの声で聴衆を魅了した。